2016年04月25日 配信

4/25(月)行田運動広場を5月1日から市民に開放

有時には緊急援助隊受け入れ拠点スペースにも

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広場へのスロープ  

 船橋市は、行田の「国家公務員船橋体育センター」跡地に、5月1日から「行田運動広場」(船橋市行田2-11-1)を市民に開放する。

 解放後は、少年野球やサッカー、ラグビーなど多目的に使用できるようになる。1976年に建設された「国家公務員船橋体育センター」は2009年に廃止され、船橋市が跡地を有効利用すべく2013年5月に取得。

 同じ敷地内にはすでに「船橋市防災備蓄センター」、障害者施設、保育園、テニスコートが開設されている。

 運動広場の面積は1万148平方メートル。野球は2面分、サッカーは1面分の広さに相当し、少年野球、ソフトボール、サッカー、ラグビー、グランドゴルフなど多目的に使える。

 同広場は有料で、2時間単位で専用使用できる。使用料は2時間あたり、一般2,270円、高校生・大学生1,210円、小学生・中学生450円。半面使用の場合は半額。市内在住、在勤、在学者以外は5割増しとなる。

 利用できる時間は、5~8月は8時30分~18時30分。それ以外の月は8時30分~16時30分。予約が入っていない時間帯は個人に無料開放され、キャッチボールなどの軽スポーツも楽しめる。

 グランドには水はけのいい岩瀬砂を敷き、グランドへは、手すりのあるスロープも設置。広場の周りには高さ15メートルの防球ネットが張りめぐらされている。隣接する駐車場は普通車48台、大型バス3台、障害者用3台利用可能。そばには足洗場が設けられている。

 「船橋市はスポーツがたいへん盛ん。市民の要望に応えて同広場が実現した。市内のほかのスポーツ施設とともに市民のみなさんにたくさん利用してほしい」と、生涯スポーツ課課長補佐・蕨(わらび)孝之さんは話した。

 予約は「体育施設利用者登録」の手続きをし、生涯学習施設予約システムで抽選申し込む。5月と6月分の予約はすでに始まっている。

 「行田運動広場」は運動施設としてだけでなく大規模災害時には他県からの緊急援助隊を受け入れるスペースにもなる。
 「広場へは緊急時に大型車が一般道から直接入れるように2カ所に道路を設けている。市民の防災の拠点にもなる」と生涯スポーツ課庶務施設係長・大野正光さん。敷地内には災害用のマンホールトイレ、手押し井戸なども設置されている。

 4月29日にはプレオープンとして9時からの式典、市長による始球式の後、小学生らによる野球2試合が予定されている。

 問い合わせは、船橋市教育委員会生涯スポーツ課(TEL 047-436-2910)まで。

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緊急援助隊用の道路 行田運動広場
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足洗い場 駐車場
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災害用トイレ 災害用トイレ

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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