2016年03月26日 配信

3/26(土)家康公没後400年船橋街歩きと三番瀬の船旅をドッキング

街歩きネットワーク初の試み

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 船橋市観光協会認証の「ふなばし街歩きネットワーク」が417日、街歩きコースと船旅コースからなる「家康公没後400年街歩きと三番瀬の船旅」を開催する。

 

同ネットワークは、船橋市観光協会が認定した「ふるさと案内マイスター」で構成される市内ボランティアガイドの組織。街なか・海寄り・海老川・飯山満・木下などのコースがあり、「掘り起こし散歩・ふれあい街歩き」を合言葉に健康的かつ文化的な街歩きを推進している。

 

1800ヘクタールもある三番瀬を紹介するにあたり、これまでの陸から海を眺めての案内では限界がありました。この度本来の街歩きに加え、海上に出て海から船橋を眺めるという立体的なアングルで歴史に迫る初企画が実現しました」と話すのは、御成街道コース開発チーフ(案内マイスター)の仲村章さん。仲村さんをチーフに4人のマイスターがガイドをする。

 

当日は10時に京成大神宮下駅改札口前に集合し、午前中約2時間は「家康公ゆかりの地めぐり」をする。午前中のルートは以下の通り。

(1)船橋大神宮(徳川家康によって建立されたといわれている)、常盤神社(家康公四百年祭に伴い建て替え工事が進められており、今年正月には漆塗り極彩色の社殿・唐門が完成)、灯明台

(2)海老川橋(船橋地名発祥の地)

(3)船橋宿・森田呉服店

(4)船橋御殿跡(家康が宿泊したといわれている)、東照宮

(5)本町不動院(飯盛り大仏)

(6)船橋漁港となる予定。船橋漁港にて各自用意の昼食をとる。

 

午後は船橋漁港から船に乗り、1時間半かけて「三番瀬の船旅」を実施。乗船する「太平丸(巻き網船)」の船長で現役の漁師でもあり、船橋市観光協会会長でもある大野一敏さんがナビゲーター。大野さんの「三番瀬の今と昔と家康公」のトークもある。

 

「船に乗る機会もなかなかないでしょうから、船から船橋を眺め、船橋の漁師の話を耳に、船橋の再発見をしていただきたい。この企画を通して、船橋の歴史や文化、民族と地域の成り立ちを知り、郷土理解を深めていただきたい」と仲村さん。帰港後に解散となる。

 

仲村さんは「徳川家康は1616(元和2)年417日に75才で死去。今回のイベントはまさに命日での開催です。家康は1614(慶長19)年と1615(元和元)年に東金への狩りへ出掛け、1615(元和元)年の狩りの帰りに船橋に立ち寄ったとされています。その際に三番瀬の漁業権を市民に付与、大神宮に寄進、船橋御殿に宿泊したとの記録があります。イベントを通して船橋の歴史、文化、民族と地域の成り立ちを知り、郷土理解を高めてもらえればと思います」と話す。

 

 参加申し込みは同ネットワークに電話かファックス(TELFAX 047-462-6891、ファックスの場合は申し込み者氏名と住所、電話番号を記入)、メール(cct@chiba-net.or.jp)にて。参加費は中学生以上=2,000円・子ども=1,000(乗船代・ガイド料・保険代など)。参加人数は50人(先着順)。問い合わせは仲村さん(TEL 080-6746-1304)まで。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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