2016年03月18日 配信

3/18(金)ふなっしーグッズの寄付が千葉県こども病院へ

大好きなキャラクターで子どもたちの寂しさを0に

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 船橋市のご当地キャラクターとして知られる梨の妖精ふなっしーが監修し、船橋市内のクリニックが提供する「メディカルふなっしー」シリーズの売り上げから贈られた寄付で購入されたポータブルDVDプレイヤーが千葉県こども病院(千葉市緑区辺田町579-1 TEL043-292-2111)で活躍している。

 メディカルふなっしーシリーズは、ふなっしーの監修を受けて船橋駅近くの船橋ゆーかりクリニック(船橋市本町5-3-5)が販売しているふなっしーの医療系衣装を着たライン。

 ナースに扮したふなっしーが注射器にもたせかかっているデザインや医師に扮したふなっしーが白衣や手術着を着こなし、ナース衣装のふなっしーと仲良く並んでいるものなど可愛らしさが評判を呼んでいる。

 販売開始から医療機関の売店や医療関係者が使用する通信販売サイトでのみ販売されてきたが、一般のファンからの要望も多かったため一部同クリニックの窓口やホームページでも販売を行うなどして対応してきた。

 グッズの寄付から同病院ではポータブルDVDプレイヤーを購入。「これまでにもDVDプレイヤーを貸出ししていたのですが、224床の子どもたちには全然足りなかった。貸し出しても回転があまりにヘビーなのですぐに壊れてしまっていた」と、同病院の伊達裕昭院長。「今回ご寄付頂いたもので40台購入する事が出来たので子どもたちに早速使ってもらっています」とも。

 同病院は28年前に建立。最新設備の病院であれば液晶モニターやDVDプレイヤーなどは各ベットに常設になっている場合が多いという。以前から患者の親から要望が多かったもの直接治療に関わるものではないため予算を獲得できず、長い間の懸念事項であったという。

 同病院では、購入したDVDプレイヤーを早速子どもたちの要望に合わせて貸し出しを開始したが40台がほぼフル活動をしているという現状だ。この日病室に面会でやってきた20代の母親は「DVDを見ていてくれると寂しさも紛れるようで良かった。ずっと付きっきりでいられない事もあるので…。今日は子どもの好きなキャラクターを見せながら一緒に時間を過ごしています」と話した。

 ふなっしーグッズの多くは制作時に「子どもたちの将来に役立つ機関への寄付」が約束されている。寄付先は多岐にわたるが、ラピート(鵜沢裕代表=東京都台東区蔵前4-6-7)などのように製造メーカーで販売元でもある会社がしっかり管理をして寄付を振り込んでいる。

 しかし、メディカルふなっしーのラインは、千葉県こども病院への寄付に回る事が約束されていたが、同病院が県立病院である為、一般の医療機関のようには現金による寄付を受ける事が出来なかった。

 

 「当初、簡単に寄付が出来るものと考えていました。回り道になりましたが今日子どもたちの笑顔を見たら苦労も吹き飛びました」と、ゆーかりクリニックの寺田伸一院長。「これからもどんどんグッズを販売して、多くの子どもたちの為に寄付をしていきたい」と、思いを話した。

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船橋ゆーかりクリニックでふなっしー公認の医療関係者向け文具販売に
http://myfuna.net/reg/press/navi/2015/07/03023044.html

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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