2016年03月18日 配信

3/18(金)海神中学校卒業式で校旗星つけ

今年の卒業式で67個目の星つけ

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 海神中学校(船橋市海神4-27-1)の卒業式で毎年、友情と協力の証として受け継がれている「校旗星つけ」の儀式が行われている。

 同校の校旗は「海神」の地名にちなみ、ギリシャ神話の海の神「ポセイドン」の息子トリトンを図案化している。校旗の上部にほら貝を吹き鳴らすトリトンが刺しゅうされており、その吹き鳴らすほら貝から出た息が水中の泡となり、やがて星となって校旗の一面に広がる様子を表している。

 校旗星つけは、昭和25年の第1回卒業式から続いている伝統行事で今年が67回目。毎年卒業生代表が校旗に星を刺しゅうをしている。「この行事は他校にはない海神中学の伝統的な儀式」と、岩村彰喜校長。

 昭和23年に職員と生徒によって手作りされた同校の校旗。昭和25年の第1回卒業式から掲げられ、毎年星つけが行われてきた。平成10年度の第50回卒業式で絵柄が完成。平成11年度の第51回卒業式からOB会に贈られた新しい校旗で再び星つけの伝統が行われている。

 今年度の代表は教師らによって選ばれた黄木優介さん、渡辺帆南さん、平田恵梨さんの3人。星つけの刺しゅうを担当した平田さんは「伝統のある儀式に参加できてうれしい。大役をもらったので、きちんと役割を果たしたい」と話した。

 黄木さんは「この儀式に参加することができてうれしい。高校生活も積極的に学校にも関わっていきたい」と話し、渡辺さんは「指先の細かいところまで集中しなければならず大変ですが、責任あるいい経験になりました。高校でも自信をもって頑張りたい」と、これからの高校生活に向けての意欲を話した。

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MyFuna編集部

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