2016年03月03日 配信

3/3(水)船橋市東消防署で感謝状贈呈式

AEDでの除細動などで貴重な命が救われる

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船橋市東消防署(船橋市習志野台3-18-23)で2月29日、消防協力者への消防署長による感謝状贈呈式が行われた。

表彰は、ミリオン習志野店(習志野4)とパルコ津田沼店(前原西2)で発生した計2件の救命処置に対するもの。いずれも心肺停止に陥った市民へ、その場に居合わせた一般の人たちが協力して胸骨圧迫やAEDによる除細動などを行い、救急隊員が駆け付けるまでに適切な処置を行ったことで一命をとりとめている。

救急に携わったのは現場付近の店舗スタッフや通行人。ミリオン習志野店では昨年9月、店内で54歳の男性が心肺停止状態になり、居合わせた従業員の中野智弘さん、佐藤新吾さんがいち早くかけつけ処置を行った。「会社で救命講習などを受けていたので、慌てず行動できてよかった」「ずっと心配していたが、その後社会復帰したと聞いて安心した」と喜びの声を上げていた。

一方の事例は、は昨年の10月パルコ津田沼店前の路上で、57歳の女性が心肺停止になったところを通行人と従業員が連携して処置を行ったもの。

また同署の石井由夫署長は、「市内の昨年における救急出動件数は31,367件と過去最多になっており、救急の需要は益々高まっている。心肺停止時、その場の迅速な応急処置で心拍再開は2倍の確率となり、また1か月後の生存率も3倍になるとの統計も出ている。これからも皆さまの勇気あるご協力をいただきたい」と今回の救命協力者への賛辞と、今後のさらなる救命処置の理解と協力を訴えた。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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