2016年02月16日 配信

2/16(火)保健福祉センターで認知症についての公開講座

進む高齢化社会、関心の高まる認知症について講演

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 船橋市保健福祉センター(船橋市北本町1-16-55)で2月13日、医療従事者と福祉関係者、市民でつくる公益社団法人の船橋地域福祉・介護・医療推進機構による「認知症について」の市民公開講座が行われた。

 

 公開講座の第一部では、認知症の専門医「やすまクリニック」の安間芳秀医師の講演が14時から予定されていたが、診療が押した為、急きょ主催団体の同機構の理事で医師・鵜澤龍一さんと船橋市南部地域包括支援センターのケアマネージャー高階秀子さんが、「地域包括支援センターをどう利用したらいいか」というテーマで対談を行った。


 対談の中で「介護についての相談は、どんなことでもいいので近くの機関や市役所に相談していただくと、地域包括支援センターにつながるようになっている」と、高階主任ケアマネージャーは話した。

 開演時間から遅れること30分、診療を終え駆けつけた安間さんが「誰でもかかる認知症についてもう一度考えよう~共感的理解について~」と、題した講演を行った。

 

 認知症とは脳の障害によって認知機能が持続的に落ち、社会生活に支障をきたす状態を指し、必ずみられる症状は新しい経験を記憶できない「記憶障害」、時間や場所がわからない「見当識障害」、計画をたて組織化して順序立てることができない「判断能力の低下」などと説明。

 認知症の種類や診察の様子、予防や治療について、家族や回りの人の対応などをビデオや漫画などで解説した。

 

 安間さんは、日本の認知症患者は2025年には700万人を超え、4人に1人の割合になることや、千葉県は2011年の統計では高齢者の人口増加率が全国41位だったが、2035年には全国4位になると予想されていることなどをあげ、「認知症は決して人ごとではない。早期診断、早期介入が必要」と力説した。

 

 第二部ではケアマネージャー高階さんの認知症患者に関する問いに安間院長が答える形で約15分間、対談形式で進められた。認知症早期発見のポイントや、デイサービスへの連絡、お風呂に入らない患者への対処などが質問としてあげられた。

 

 最後に、介護疲れで亡くなったタレントの清水由貴子さんの例を挙げ、「家族は頑張りすぎず、そうなる前にSOSを出してほしい。人がどう思おうと関係ない。頑張りすぎるのは家族と患者の両方にとってよくない」と安間院長は訴えた。「介護保険は『まだ大丈夫』と思わずに、いざという時にすぐに申請が下りるというものではないので早いうちから申請した方がよい」とも伝えた。

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