2/8(月)海神中学校で千葉県初の「ジュニア食品安全委員会」
食品の安全性について楽しみながら学ぶ
海神中学校(船橋市海神4-27-1)で2月4日、千葉県で初開催となる「ジュニア食品安全委員会 in 船橋市」が開催された。
主催は内閣府食品安全委員会と船橋市。子どもたちが食品の安全性について興味を持ち、知識や理解を深め、食品の安全性について冷静に判断できる力を育むことを目的としている。
「食品安全委員会の役割について知ってもらうことも目的の一つです」と内閣府食品安全委員会事務局の永井さん。内閣府は平成22年度から毎年3~7カ所の中学校を主として開催しており、千葉県では初の開催となった。
海神中学校1年生の270人を対象に、まずは同事務局の横田久美さんが人の健康に悪影響を及ぼす食品の状態や量などについて説明した。説明の途中に、「食品安全ファイブリーグ」と題した言葉当てクイズもあり、子どもたちはグループ単位で協力しながら真剣に取り組む姿が見せた。「ゼロリスク」や「食品添加物」、「摂取許容量」など、聞き慣れない言葉をクイズ形式で学んだ。
「1年間で約2万人が食中毒になっているという報告があります。手洗いを徹底的に行い、食品の状態をきちんと見極める力を身に着けてほしい」と横田さん。
「ファイブリーグはとても盛り上がって楽しかったし、勉強にもなりました」と1年H組の宇野さんは笑顔で感想を話した。「船橋市の中学校は自校式給食で、しかも2種類から選べるメニューなので子どもたちの食に対する意識も高いと思う。今日の授業は食の安全について学ぶとてもいい機会」と海神中学校の岩村彰喜校長。
船橋市保健所はこの事業で得られた意見を、今後の食品安全に関わる施策に生かしていく。
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