煙中体験や地震体験も
船橋大神宮(船橋市宮本5-2-1)で1月26日、「文化財防火デー」に伴う消防訓練が船橋中央消防署職員や地元関係者の協力のもと行われた。
同訓練は、船橋大神宮では消防団と消防署が協力し、文化財保護のために毎年行われているもの。「文化財火災防ぎょ訓練」は、千葉県指定有形民俗文化財の「灯明台」近くの枯れ草及び立木から火災が発見され、灯明台へ延焼の危険があるという想定のもと行われた。
爆竹と発煙筒の合図で火災が発生したと想定した訓練が始まった。119番通報後、消防車が出動し、消防団員及び消防署員は灯明台へ向けて一斉放水を行った。
この日は湊町小学校、宮本小学校、船橋小学校、峰台小学校の3~4年生の児童約400人も消防訓練に参加。煙体験ハウスを使用した煙中体験、起震車による地震体験、水消火器を使用した初期消火訓練などを行った。
児童たちは「初めて消火器をさわったので、水が強く出てびっくりした」「起震車は揺れが激しくて本当に怖かった」と、感想を話した。
「市民、国民の財産を火災から守り続け、また火災を起こさないように呼びかけていきたい。1、2月は乾燥しているので、特に気を付けてほしい」と中央消防署長。「去年、松戸市の神社で火災があったので、さらに気を付けなければという意識がある。今日の訓練がとても役に立つと思う」と同神社の宮司。
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