2016年01月18日 配信

1/18(月)コックダイナー店主小久保さんの執筆作品が好評

ワイン導入本「ワイン一年生」がネット中心に話題に 

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 船橋市内に「ワインと肉COQ DINER」(船橋市本町2-25-17 TEL047-497-8171)などの店舗を構える小久保尊さんが昨年11月26日に出版したワインの導入本「ワイン一年生」がネットを中心に若い女性層に人気を呼んでいる。

 当初、1万2000部で初版発行された「ワイン一年生」だが、好調な販売の伸びを受けて5000部の重版が決まり、電子書籍化も決定した。書籍は、四六版232ページのフルカラー。出版社は、サンクチュアリ出版で1200円。

 小久保さんは、2008年に日本ソムリエ協会の認定ソムリエ資格を取得。友人と居酒屋で「ワインを擬人化したらこんな感じかな」と、ワインの持つ特徴をイラストにして盛り上がった。そのままの勢いで出版社に企画書を送ってみたところ3日後即答で出版が決まったという。

 返事が来てから、細かい打ち合わせなどに2年をかけ、昨年11月にようやく書籍化にこぎ着けた。テーマは「世界一かんたんなワインの教科書」。酒好きの人でも何となくわかり難いと言われるワインの味を、擬人化することでわかりやすくイメージできるように表現、4コマ漫画とイラストで読みやすく紹介する。

 本書中では、「食いしん坊」と表現されている「カルメネール」は、丸みのある味わいが特徴。作り手によって甘口にも酸味の強い味わいにもなる「リースリング」は「ツンデレ少女」と表現するなど視覚とイメージで感覚的に理解させることに力を注ぐ。

 「外国語訳などをして海外の方にも読んでもらいたい。フランスに逆輸入してもらえるようになったら楽しいですね」と小久保さん。「マンガやアニメは日本の文化。海外の文化であるワインとのコラボで楽しくワインを知ってもらいたい」とも。

 販売は、全国の書店、インターネット書籍販売のアマゾンまたは、小久保さんの経営する「ワインと肉COQ DINER」の店頭でも行っている。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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