2016年01月17日 配信

1/17(日)板倉病院で市民公開講座「慢性腎臓病にならないために」

慢性腎臓病の原因や治療への期待について 

IMG_8136kikoukoukaikouza.jpg  
   

 板倉病院(船橋市本町2-10-1)6階のコミュニティホールで1月16日、船橋地域福祉・介護・医療推進機構による市民公開講座「慢性腎臓病にならないために」が江戸川病院の医師・佐中孜さんを講師にして行われた。

 主催の船橋地域福祉介護医療推進機構は、船橋市内をメーンに活躍する医療従事者や福祉関係者、弁護士・行政書士などの士業、一般企業の経営者や市民らによって組織されている公益社団法人。

 従来の医師会、歯科医師会、薬剤師会という専門性を持った3師会だけでは解決できない地域の課題や、船橋全域を取り巻く医療福祉の連携構築などを目的として開設された。

 同機構では、毎月市民公開講座と医療福祉に関する無料相談会をセットで開催。今回の講座では、20歳以上の国民8人に1人が患者だとされている「慢性腎臓病」の原因について言及。

 生活習慣病が原因で腎機能が低下、慢性的な症状があらわれることを慢性腎臓病というが、その初期症状は自覚し難いために患者数が増加しているという。

 この日の公開講座には約30人が参加。自身が腎臓病である、もしくは家族が腎臓病又は透析患者である人は少なくほとんどが将来自分が腎臓病になった時の備えとして受講していた。

 初期段階の生活習慣病を超えると突然自覚症状が現れるが、症状が進行すると自然に完治することがないために尿や血圧の検査をすることで早期発見が可能になると伝えた。

 また、慢性腎臓病の悪化要因となる生活習慣についても1日の喫煙回数、飲酒量と回数、歯磨き習慣がないことで増殖する口腔内の雑菌が体内に入ることでの感染、睡眠時間の確保や運動習慣、日常生活での心の持ち方や仕事などによるストレス、食習慣などを例に挙げ紹介した。

 佐中さんは、「慢性腎臓病回避の為には原因の把握が必要。不適切な生活習慣は症状の悪化を招きます、減塩、適正タンパク、適正エネルギーは大切なので心がけるようにしましょう」と話した。

IMG_8117kikoukoukaikouza.jpg IMG_8119kikoukoukaikouza.jpg
   
IMG_8131kikoukoukaikouza.jpg IMG_8142kikoukoukaikouza.jpg
   
IMG_8151kikoukoukaikouza.jpg  
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード