2016年01月01日 配信

1/1(金)千葉ジェッツの経済波及効果が9億円と試算

地域活性化へ貢献

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 船橋市は12月10日、同市をホームタウンとするプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツ」の2015年から2016年シーズンにおける活動による千葉県内での経済波及効果が9億円と試算した。

 この推計は、千葉ジェッツ主催試合にシーズン目標である1試合平均3,000人が来場したと仮定して算出。

 チケットやグッズの売り上げ、スポンサー収入などにあたるの事業費を5億3000万円。対戦相手の遠征費2000万円、試合観戦に訪れたブースターの飲食代や土産代などの消費額3億1000万円の合計8億5000万円を千葉ジェッツの年間需要増加額と算出。

 この8億5000万円の需要増加額によってもたらされる千葉県への直接効果(県内需要額)は6億2000万円となった。さらにその直接効果6億2000万円。よってもたらされる経済波及効果(生産誘発額)を9億円とした。

 今回の「千葉ジェッツ」における経済波及効果について、船橋市役所政策企画課担当者は「千葉ジェッツは青少年の健全育成や、船橋市の知名度・イメージ向上や市民の愛着・誇りの醸成など、多くの定性的な効果ももたらすものと考えます」と話す。

 千葉ジェッツでは、コカ・コーライーストジャパンと共に「千葉ジェッツ応援自販機」を、船橋市内と近郊エリア31カ所に設置する取組を行っている。市でも現在、船橋駅前と北習志野駅近辺に、のぼりや旗を立てて千葉ジェッツを応援するムードを高めている。今後もスポーツを通じた地域活性化をより多角的に取り組む方向で考えていくという。

 船橋市では、千葉ジェッツが船橋市とともにマスコミに取り上げられる機会が増えることで船橋市のイメージアップにつながるとしている。また、ファンがSNSなどを通じて船橋市の情報を発信することが地域情報の発信力にもつながるとしている。

 そのほか、NBLとbjリーグが統合され2016年より始まる新リーグでは1部参入が決定している事、同リーグ発足時の試合数は年間60試合(内ホーム24試合)に増加、遠方からの交流人口増加なども期待されている。

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MyFuna編集部

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