12/29（火）「ふなばしセレクション」で加工食品8品が新たに認証される

トータル23品がラインアップ

「ふなばしセレクション」に加工食品8品が新たに認証されたことから12月25日、船橋市役所（船橋市湊町2-10-25、TEL 047-436-2111）で認証式とプレス発表会兼試食会が行われた。

「ふなばしセレクション」とは、船橋ならではの優れた産品を市民目線で掘り起こし、その魅力を市内外に広く発信、ブランド化を図る取り組みのこと。平成24年度に始まり、初年度は加工食品11品、平成25年度は工業・工芸品4品を認証。

今年は加工食品の2回目の募集。市民からの自薦と他薦で募集をかけた。1業者で5品まで応募することができ、市民からは150件の業者、製品数は84品の推薦が、自薦では52品の応募があった。

1次審査では、歴史・文化・風土という視点から見た「船橋らしさ（35点）」や「独自性・優位性（10点）」「市場性・将来性（10点）」「事業者の熱意（20点）」などの書類審査と、味・質・香りや商品力などを審査する試食調査（25点）を行った。合計得点が65点以上のものが1次審査合格となり22品が通過した。

2次審査は11月16日に船橋勤労市民センター（船橋市本町4-19-6）で行われた公募市民など100人による試食会での試食調査。1次審査を通過した22品を試食し、それぞれが5品を選んでいる。

1次審査、2次審査を経て最終審査が12月初旬に行われ、9品が最終選考された。9品のうち、千葉ピーナツ（船橋市三山8-34-9）の「ふなばし梨ゼリー」は類似品が他社から販売されていることがわかり辞退。よって8品の認証式となった。

8品は、御菓子司扇屋（船橋市松が丘4-13-4）「船橋名産菓　梨の里」、セゾンファクトリー東武百貨店船橋店（船橋市本町7-1-1）「にんじんドレッシング」、魅惑の調味料店ZUCI（シュチ）（船橋市薬円台2-7-29）「コリアンダーペースト」、江戸前海苔師 坂才丸（船橋市宮本3-7-3）「船橋三番瀬産 生海苔」、佃の匠 やまと（船橋市高瀬町66-5）「ホンビノス貝佃煮」、石井食品（船橋市本町2-7-17）「プレーンミートボール」、ボーソー油脂（船橋市日の出2-17-1）「ボーソーの米油」、市立船橋高校（船橋市市場4-5-1）「市立船橋アスリートウォーター」。

認証書の授与が行われ、各事業者や学校代表から認証された産品に対する思い入れや今後の抱負についてなど挨拶があると、松戸徹市長からは「今回の認証された産品には、地域ブランドとして登録されている『船橋のなし』『船橋のにんじん』を原材料としている加工食品も含まれ、船橋の農産物と加工食品の連携がよい形でできています。

またこの取り組みにより、船橋の経済活性はもちろん、船橋がより魅力的な、住みたくなる街になることを期待しています。みなさんが一流の品質で、これから船橋を代表する、全国区で勝負のできる可能性のあるものばかり。今土俵に上がったところなので、更に飛躍してもらいたい」と挨拶があった。

今後の予定として、東武百貨店船橋店では1月14日～20日を「ふなばしweek」として、1階入り口催事コーナーで8品の催事販売を行う。2月初旬発行予定の「広報ふなばし」では「ふなばしセレクション特集号」を発行。2月13日9時～11時には船橋大神宮で行われる「ふなばし朝市」でもPR・販売が行われる予定。

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