12/16(水)金杉のデイサービス「すももの樹」で認知症カフェ
市内での常設認知症カフェは初の試み

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 船橋市内で2例目となる認知症カフェ(市内では通称オレンジカフェとも)の試験開催が12月14日、金杉台団地内のデイサービス施設「すももの樹」(船橋市金杉台1-1-2 TEL047-440-5767)で行われた。

 認知症カフェは、厚生労働省が「オレンジプラン」の中で開設の推奨を行っているもので「認知症患者とその周辺家族・関係者が認知症に関する相談や情報収集を行う場所」を指している。認知症かも知れないという初期段階から認知症の進んでいる患者までを対象に情報交換や専門家への相談を目的に開催される。

 船橋市でも包括支援課を中心に認知症カフェの開設、設置に向けて力を注いでいる。これまでに、10月23日~24日「イオンモール船橋」内で行われた「ふなばし福祉フェスティバル」での仮設「オレンジカフェ」やヘルパー事業所の「ひだまりの家」で行われたものなどの実績がある。

 すももの樹を運営するのはコンフォートケア。この日の認知症カフェは、同社が経営するグループホーム「みかんの樹」に住む高齢者4人がスタッフとして活躍、オーダー取りや給仕サービスなどを行った。

 この日は、近隣の地域包括支援センターや在宅介護支援センターから関係者が視察に駆け付けたほか、民生委員や包括支援課職員など総勢28人が訪れ認知症や地域包括に関する情報交換を行った。

 また、認知症カフェは先の目的とは別に給仕サービスを認知症の利用者に任せることで「人に必要とされている」「人を喜ばせる」といった社会への効果感や参加意識を実感させることによるセラピー効果も期待できるという。

 「認知症が発症した事で人目を避けたり、外出を控えるようになる患者さんやご家族の話を聞きます。認知症が一つの特徴として受け入れられるようになり街の中に当たり前に認知症の利用者がいる、これを街全体で支えられるようになれば」とコンフォートケア代表の形山昌樹さんは認知症カフェの重要性について熱く語る。

 すももの樹で行われた認知症カフェの名称は同所にちなんで「すももCAFE」と命名。福祉フェスティバルで形山さんとともに実行委員を務めた福祉業界仲間の障がい者作業所「こんぽーる」から購入したシフォンケーキと珈琲や紅茶などのドリンクをセットにしたメニュー(500円)を提供した。
 

 同法人内のグループホームみかんの樹で利用者にふれる機会の多い仲居敬司さんは「施設の中では見せない笑顔を見せるようになった。人に見られること、人と触れ合うことがこんなに影響するとは」と、認知症カフェの持つもう一つの効果に驚きの様子を見せた。 

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