2015年11月20日 配信

11/20(金)吉本ばななの「ふなふな船橋」が売れ行き好調

主人公の心に寄り添うふなっしー  

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 10月6日に発売された吉本ばななさんの小説「ふなふな船橋」の単行本の売れ行きが好調だ。

 
 「ふなふな船橋」は朝日新聞夕刊に今年3月から8月まで連載されていた。 
小説の主人公はなは、15歳の時に一家離散で船橋の叔母と二人で暮らすようになった少女。はなの心の支えは、別れ際に母からもらった船橋市非公認キャラクターふなっしーのぬいぐるみ。

 孤独な少女が叔母や友人などの優しさに包まれ、ふなっしーの言動に励まされ、悲しみを乗り越えて成長していく様が繊細なタッチで描かれている。

 舞台の中心となる地域は船橋駅から海老川近辺。小説には実在する船橋駅前の百貨店、量販店、飲食店などが登場する。玉川旅館、おかめ寿司、椿屋、八十郎商店など実名で登場する場所も。船橋市のB級グルメ「ソースらーめん」や「すずきめし」も登場する。

 小説の冒頭では、東武百貨店船橋店5階の旭屋書店が登場。同店では、一時品切れになるなど、他県の店舗に比べケタ違いの売れ行きだという「船橋市内の地名が書かれているのも人気の理由だと思います。当店も描かれていて光栄です」と笑顔をみせる同店店長。「幅広い層の女性に人気で、可愛らしい装丁にふなっしーの写真とメッセージ入りの帯も魅力なのでは」とも。

 また、船橋駅前の「ときわ書房」(船橋市本町4-2-17)では300冊以上の売れ行きをあげており、文芸書担当の宇田川さんは、「ハリーポッターや村上春樹の新刊発売時のような何年に一度あるかどうかの勢い。京都などよその土地が舞台の小説が売れるのは何度もみてきたので、船橋を舞台にした小説を書いていただいたのは大変ありがたい」と話す。

 デビュー当時からの吉本ばななさんのファンだという市内在住の40代の女性は、「デビュー作『TSUGUMI』を読んだ時は、舞台のモデルである静岡県土肥町に憧れた。子どもの頃海老川近くに住んでいたが、時折風に乗って海の匂いがするリアルな船橋もちゃんと描かれていて嬉しかったと話す。

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