11/10（火）オレンジガーデンを一般開放して「オレンジ祭」

無料配布の芋煮やじゃんけん大会など

　特別養護老人ホームとケアハウスを併設している「オレンジガーデン」（船橋市芝山7-41-3、　TEL 047-461-5356）で11月7日 、「オレンジ祭」が開催された。

　今回で3回目となった同祭りは「創設15周年を迎えたこれまでの感謝と、地域ともっとオープンで近い関係に」というテーマで企画、開催された。
「とにかく、とにかく晴れてよかったです！」と安堵の表情で話すのは、実行委員長の針生将寛さん。「これまで施設内だけで行っていた催しものを、今年は駐車場スペースを開放し、外の会場を設けました」と続けた。

　その屋外メーン会場では、職員が企画したのど自慢大会や、市のマスコットキャラクター「汗一平」とのじゃんけん大会が繰り広げられたほか、「船橋ワールドピース」によるミュージカル、芝山高校吹奏楽部による演奏などで来場者や入居者を楽しませた。

　他にもボランティアによる出店、昭和の船橋がわかる写真展、館内を巡るスタンプラリーなど、子どもから大人まで楽しめる手作の催し物が多く作られ、にぎわいをみせていた。

　「職員の自主性で成り立っているお祭りですから」と話すのは理事長の宍倉喜久雄さん。「こうやって地域の皆様にとって、開かれた施設でありたいですし、また皆様の協力を実感しました」とも。

　「チラシで施設やお祭りのことを知り、遊びにきました」と高齢者疑似体験をした近隣に住む30代男性。妻と子どもを連れ、遊びにきたという。「近くですし、今後何か協力できたら」とも話す。

　来場者全員に芋煮が振舞われ、会場内では「芋煮、最高です」と芋煮を食べている来場者の姿が多く見られた。用意されていた250食分は、1時間も経たずになくなった。

芋煮	スタンプラリー
昭和の船橋写真展示コーナー	高齢者疑似体験コーナー
芝山高校吹奏楽部

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