10/18(日)運動公園でプロ野球選手の「震災復興チャリティマッチ」
国内外のプロ選手がドリームマッチ
船橋市総合運動公園(船橋市夏見)内の市民野球場で11月14日、国内や海外で活躍するプロ野球選手20人以上が集まって東日本大震災の復興支援チャリティー試合を開催する。
発起人は、八千代市出身で現在はオーストリアのナショナルリーグで活躍するプロ野球選手の田久保賢植さん(31)。卒業後、コピー機などのセールスを2年経験、海外のプロ選手として7か国でプレーした経験を持つ。
国内だけにとどまらず海外で活躍している野球好きの集まり「野球狂の会」を設立。野球を通じた社会貢献を目指してチャリティーマッチを企画した。試合には、国内外で活躍するプロ野球選手20人以上が参加、チームを編成して東京都クラブ春季大会優勝チームの東京メッツと対戦する。
入場無料。入場料の代わりに使わなくなった野球道具を寄付するか募金すると観戦できる。寄付を受けた道具は被災地の子どもたちへの寄付に回され、寄付された野球道具を寄贈する際には東北でも野球教室を実施する。
また、試合会場では、子どもたちを対象にした野球教室も実施。草野球の選手や少年野球の監督、コーチを対象にした指導方法のディスカッションも行う。
さらに今年は、ロサンゼルスドジャースのトレーナーによる講演、「日本とアメリカのトレーナーに対する考え方の違いとジャックナイフストレッチの実演」が行われる。
米国サンフランシスコジャイアンツでブルペンキャッチャーとして活躍する選手が、そのノウハウを伝授したり、海外のナショナルチームをみている現役の選手兼コーチがプロの練習方法などを紹介、現役のプロ審判が海外の審判方法などを紹介するなど、それぞれがこれまでの野球人生で身に付けてきたノウハウを提供する。
オーストリアは人口836万人のうち野球人口は1万人程度。サッカーやホッケーの競技人口に押されて、野球はどちらかといえばマイナースポーツ。「これまで7か国のチームでプレーしてきたが、待遇や環境は様々だった」という田久保さん。子どもたちに、「なるべく多くの経験をさせてあげたい」と今回のチャリティーマッチを企画した。
試合開始は、11時。開場は9時半となる。出場選手などの問い合わせは、公式フェイスブックもしくは公式ツイッターから。公式フェイスブックページは、「野球狂の会」で検索。
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