2015年10月07日 配信

10/7(水)10月11日天沼公園で肉フェス

船橋の経営者仲間で作り上げる手作りの肉フェス

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 船橋市内の経営者らが集まって実行委員会を組織、都内などを中心に流行の「肉フェス」を10月11日、天沼公園を会場にして船橋市内で初めて開催する。

 同企画の名称は、ふなばしミートフェスタ。船橋市内及び近隣の高級肉及び肉に類する(魚肉・獣肉など)肉を専門に扱う飲食店が6店舗集まって開催される。

 単純な肉好きだけでなく、変わり種の肉を食べてみたいというマニア心もそそる出店陣容で、和牛寿司を提供する「創作鉄板・ステージ 粉者」(本町1-12-22)、和牛サイコロステーキを提供する「FOOD’S BAR unLOC」(本町1-4-4)、米沢一番育ち豚トンカツ串を提供する「定食そ。(そまる)」(南本町8-25)、希少鮪アゴ肉唐揚げを提供する「海旬まぐろ市」(本町4-41-19)、タイ風ソーセージと牛タン焼きを提供する「アジア食堂ジェーン」(本町2-2-5)、クロコダイル肉とパクチー炒めを提供する「ピルグリムキッチン」(鎌ケ谷市)の6店舗。

 アルコール飲料は、生ビールやワイン、テキーラも用意する。全てのメニューを現金で購入することもできるが、肉料理に関しては、同日開催のふなばシルチケットを使って購入することも可能。

 また、この日は船橋駅周辺で前出の食べ歩きのバル街イベント「ふなばシル」や、ストリートミュージックを使った活性化を打ち出している「ふなばしミュージックストリート」、昨年5万人を超える来場者を集めた「ご当地キャラプロレス」や「YOSAKOIふなばし」を含む、船橋市場の一般開放イベント「船橋市場だョ!全員集合2015」なども開催される。

肉フェス開催にかける実行委員会メンバーの思い

 船橋市内で初開催となる肉フェス「ミートフェスタ」だが、同実行委員会のメンバーには心に秘めた特別な思いがある。

 2013年、船橋駅北口のペデストリアンデッキ、通称「おまつり広場」で突如始まった「船橋オクトーバーフェスト」。

 このイベントの立役者で船橋市内の飲食店主や企業、警察や行政との調整を行っていた青年経営者・皆川祥延さんと、実行委員会メンバーとの友情が今回のミートフェスタ開催に大いに関わっている。

 皆川さんは、船橋市内を起点に全国の商店街活性化企画を収集、船橋の商店会でそれらの企画を打ち出し、船橋に街づくりの種をまいた人物だった。

 ふなばしミートフェスタ実行委員会の主たるメンバーは、東船橋駅前で歯科クリニック「スマイルデンタルクリニック」を経営する椎名康雅さんや船橋駅南口の本町通りで美容室「ヘッドクォーター」を経営する松澤健太さんなど地元で活躍するオーナー社長達が中心でイベントとは縁遠い仕事をしている人たちばかりだ。

 彼らと皆川さんは1~2カ月に一度のペースで「肉まつり」と題して、「高級肉を1ポンド(約450グラム)食べる会」を開催していた。

 異業種交流会のおもむきが強かったこの会で、ともに肉を食べ、船橋の将来について語り合ったいわば戦友だったのだ。

 しかし今年4月8日、皆川さんが急逝した。皆川さんの立ち上げた数々の街づくり事業は、いくつかが後継者に引き継がれ、いくつかは後継者のいないままに宙に浮いていた。そうした事業の一つに「船橋オクトーバーフェスト」があった。

 椎名さんはじめとした「肉まつり」メンバーは、お腹いっぱい美味い肉を食べて、みんなで語り合うこの企画を、市民全体で楽しめる「肉フェス」に昇華させることで「船橋オクトーバーフェスト」を吸収し、皆川さんの遺志を引き継ごうと考えたのだ。

 メンバーの意識は、イベントオリジナルTシャツの胸に描かれたサインと「ムフーッ」の文字に集約されている。皆川さんが生前、フェイスブックで友人とのやり取りの際にで多用した顔文字を使用し、彼と親交のあった人間であれば誰もが気が付くように、胸に彼の存在をプリントした。

 

 こうして、多くの経営者や関係者が関わっている「ふなばしミートフェスタ」は、「ふなばしミュージックストリート」のメーン会場となる天沼公園にブースを設置してイベントを開催する。

 「ふなばシル」のチケットも使え、「船橋市場だョ!全員集合」との広告コラボなどで初開催にも関わらず多くの露出がされ、たくさんの集客も見込まれている。

 イベントの開催時間は、9時~17時。問合せは公式フェイスブックページから。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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