9/5(土)船橋市で地震を想定した防災訓練
防災の日にあわせ13都道府県と連携
首都直下型地震による被災を想定し、内閣府が13都道府県と連携して行う「大規模地震時医療活動訓練」が9月1日、船橋市でも行われた。
船橋市では船橋市立医療センター(船橋市金杉1-21-1、TEL 047-438-3321)で実施。
訓練では、東京湾北部を震源とする首都直下地震が発災し、千葉県、埼玉県、東京都、神奈川県が被災地となったと想定。病院内に東葛南部エリアの病院の被災状況を把握するため、活動拠点本部を立ち上げた。
その後、大規模災害が発生した際にいち早く被災地へ入る災害医療派遣チーム「DMAT(ディーマット)」が、沖縄県や愛媛県など全国各地から10チームが駆け付け、患者を治療する優先順位を決めるトリアージなどに取り組んだ。患者は重症度別にわけられ、色で判断できるよう工夫した。
本部では、負傷者の状況の把握や、DMAT派遣先の調整、受け入れ可能な病院への負傷者搬送などの手順が確認された。
同日、災害時に搬送拠点となる船橋市運動公園においてはドクターヘリコプターの発着訓練も予定していたが、天候不良のため中止に。
「浦安、市川、習志野、鎌ケ谷、八千代、船橋の6市の患者がここに運ばれる。今回の大規模訓練はとても重要で、また、今後もDMATを維持していくことが大切」と船橋市立医療センター事務局の長島さんは話した。
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