2015年09月02日 配信

9/2(水)千葉徳洲会病院で市民公開講座開催

危険な頭痛の初期症状について話す

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 高根公団にある千葉徳洲会病院(船橋市高根台2-11-1)で8月22日、「危険な頭痛」をテーマに市民公開講座と無料相談会が開催され、市民80人以上が参加した。

 主催は船橋地域福祉介護医療推進機構。講師は千葉徳洲会病院の脳脊髄神経外科センター長で副院長の北原医師。講演ではクモ膜下出血、脳梗塞、未破裂動脈瘤、低髄圧症候群などの発症時の初期症状と、実際に手術をした際に脳の中でどのようなことが起こっているかが映像を使って説明された。

 「朝起きて、うずくまる、顔が青ざめる、突然ハンマーで殴られたようになるなど、強い痛みを感じる頭痛があった時、その痛みを感じた時点が明確で、時計を見ることができるほど意識がはっきりしている場合は命に関わり非常に危険です」と北原医師。脳の病気の中には症状をほとんど感じない病気もあり、定期検査が効果的とも話す。

 脳の検査にはMRI/MRA検査、CT検査、PET―CT検査、頚動脈の血流を検査する超音波検査などがある。機械の精度が上がることで、病気を早期発見すること、今まではっきりしなかった病気の疑いをなくすこともできるようになる。

 「脈を自分で確認する習慣をつけることで、不整脈の早期発見につながります。おかしいなと思った時は、脳外科か循環器の診察をおすすめします」と北原医師。
医師、歯科医師、ケアマネジャーなどによる無料相談会も開催され、身近な福祉・介護・医療について多くの市民が参加した。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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