2015年08月01日 配信

 8/1(土)三田公民館で「三山七年祭り」講話

今秋の開催にむけて

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 三田公民館(船橋市田喜野井2-24-2)で7月24日、今年秋に開催する三山七年祭りの講話会「郷土の歴史 七年祭りを学ぶ」が行われた。

 七年祭りとは、二宮神社、八王子神社(船橋市)子安神社、子守神社、三王代神社(千葉市花見川区)、菊田神社、大宮大原神社(習志野市)時平神社、高津比咩神社(八千代市)と9つの神社が参加する安産祈願と安産御礼の祭事。


 千葉県の無形文化財に認定されている下総地方を代表する大祭でだ。江戸時代享保12年から、丑年と未年の6年ごとに行われているが、かぞえで7年という理由と縁起が良い数字である7を取り上げ「七年祭り」と呼ばれている。

 講師は、祭りの本会場となる二宮神社の田久保美英宮司が担当。「開催年となる今年の秋にむけ、地元の人にもっと祭りを知って欲しいとの思いで」と田久保宮司。

 内容は、二宮神社だけで行う9月12日と13日の「小祭」と、9つの神社が参加する10月31日~11月2日の「大祭」をVTRなど使用してそれぞれ紹介。「大祭」では9つのみこしが二宮神社に集合すること、「小祭」は大祭で裏方にまわる二宮神社の「寅待会」がみこしを担ぎ地元を練り歩くことなどを説明した。

 祭りはほぼ不眠不休で行うこと、みこしの担ぎ手が不足していることに触れながらも「伝統ある七年祭りを是非楽しんでほしい」と笑顔で話した。

 また、二宮神社で保管されている享保12年当時の御朱印も披露され、参加者らは実際に手でふれ、見学した。
 参加した60代の女性は、「七年祭りが詳しく知れてよかった。当日が楽しみ」と話し、70代の男性は「各神社のみこしの話はワクワクした。今年はもっと楽しんで七年祭りを見学できます」と笑顔を覗かせた。

 同講話は全2回での開催。31日には実際に二宮神社を訪れての2回目の講座が行われた。 

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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