2015年07月27日 配信

7/27(月)馬込東部自治会で納涼盆踊り大会

世代を超えて住民が団結した夏祭り

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  馬込霊園(船橋市馬込町121)墓参者の休憩場所「ふれあい広場」で、7月25日、馬込東部自治会の納涼盆踊り大会が行われた。

 ふれあい広場では、実行委員長・山崎智弘さんと副委員長・佐藤靖崇さんを中心に朝、から準備が進められた。

 広場の中央には、昔この地区で使用されていた水道タンクの土台の上に材木を組んだ手作りの櫓(やぐら)が設置され、模擬店のテントが数多く張られた。

 午前10時になると子ども神輿と山車が、88世帯が住む新興住宅地内の馬込町第4公園を出発。
 小さな子どもたちが元気に山車を引っ張り、神輿を担いだ。山車の太鼓叩きやみこしの担ぎ手は、希望する子どもたちが交代しながら、ふれあい広場に向かって進む。
 神輿も山車も、自治会青少年育成部による手作り。みこしの屋根の頂点には子どもたちが大好きなキャラクターが毎年飾られる。今年は、アニメで人気の「ジバニャン」が採用された。

 青少年育成部の部長・大西昌宏さんと副部長の小池貴弘さんは、「お神輿と山車は、毎年ダンボールなどを利用した手作り。山車の土台はリヤカーを利用しています。メンテナンスは欠かせません」と話した。

 16時からは「おもちゃくじ」、「おたのしみ☆BOX」などの子ども向けコーナーが開店。さらに17時からはフランクフルト、冷たい飲み物などの模擬店が始まったが、なかでも「卵のつかみ取り」はここの名物ともいえる。
 

 19時には法典三丁目町会の協力による和太鼓演奏で盆踊りが始まると、老若男女が一緒になって踊りの輪をつくった。1カ月前から自治会婦人部らによって週1回の練習を重ねてきた「船橋音頭」、「花笠音頭」などの踊りは盆踊りを大いに盛り上げた。

 踊りの合間に、大ジャンケン大会が行われ、小学生未満、小学生、中学生以上と3部に分かれて実行委員長らと対決。各部の上位3人ずつに2キロの米が手渡された。

 「その昔、子どもの数が減り、夏祭りを縮小したことがあります。しかし、その後、子どもの数が徐々に増え、約40年前、一面が畑だった場所に船取線(千葉県道8号・船橋安孫子線)が完成した。その時に花火を上げたのがこのお祭りの始まりです。それから少しずつ手を加えていき、規模が大きくなっていきました」と、自治会の加藤順子さん。 

 「大人は我(が)を捨てて、より良い人間関係を築かないと。自分が生まれ育ったこの土地が今の子どもたちのふるさとになるようにしていきたい」と、同自治会会長の奈良五十八さん。

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MyFuna編集部

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