2015年07月18日 配信

7/18(土)二宮神社の「お舟流し」

船橋の歴史ある行事のひとつ

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 二宮神社(船橋市三山5-20-1)で年間行事でもある「お舟流し」が7月15日、行われた。

  「お舟流し」というのは同社に合祀されている藤原時平の子孫や師経らが乗った舟がこの地に到着し、その一部の人々が翌年の7月15日、この地から帰ったとされており、これが現在まで続く行事となったもの。

 境内にある御手洗池、そこを流れる小川に篠竹を立て枝に紙垂を結び、ススキを束ねたものを舟に見立て浮かべるというもの。

 その昔、この小川は遠く津田沼にある菊田神社につながっいたとされ、その先は海まで続いていたという。

 今ではその小川に流れはなく、ススキの舟はそこに浮かんでいるだけだが「『お舟流し』と呼ばれているその名前から、昔はきっと海まで辿りついていたのだろうね」と、行事を見学してた市内在住の男性。

 「昔から続いているものだから大事にしていきたい」と関係者。ススキの舟は1ヶ月ほど経つと回収される。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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