2015年07月15日 配信

7/15(水) 三山中学校で「いのちを大切にする集会」

気仙中学校との交流を通して

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 三山中学校(船橋市三山6-26-1、TEL 047-479-3000)で7月10日、「いのちの大切さ」についての全校集会が行われ、生徒309人、学校評議員9人、教師20人が各生徒の発表する「いのちの大切さ」に熱心に耳を傾けた。

 同校は、以前から東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市気仙中学校交流があり、その交流を通じて「いのちの大切さ」について考える機会が多かったという。

 同会では最初に「命・今わたしにできること」と題し、1年生評議委員会がいじめの種類や原因について説明。「いじめは許されない行為で、なくすには1人1人の行動が大切である」と話した。

 2年生評議委員会は「いじめゼロ宣言」を唱え、「人権や命が何物にも代えがたいもので、それらを守るのが三山中学生の責務である」と発表した。

 最後に3年生と生徒会が、気仙中学校との交流について発表。同校は平成23年から気仙中学校を支援し、スカイプやビデオレターを通じて交流を深めてきた。
 今年は修学旅行の行き先を従来の信州から東北に変更し、先月2日には、初の直接交流が実現した。

 同会では、気仙中学校近辺の風景や交流の様子が紹介され、両校生徒が互いにダンスなどのパフォーマンスを披露した映像が流れたり、両校で歌った気仙中学校のオリジナル曲「空 ~ぼくらの第2章~」の合唱が会場に響いた。

  「大変な被害を受けているのに、気仙中学校の生徒はみんな明るく元気で、そのたくましさに感動しました。修学旅行での交流会ではすぐに打ち解けて仲良くなりました。1、2年生のみんなに、被災地がまだ復興途中であり、気仙中との交流について知らせることができてよかったと思います」と生徒会長の中村虹希くん。

 集会責任者の植村和也先生は「気仙中学校やその周りが5年後、10年後にどのようになっているかを確認しに、また訪れたいと言っている生徒もいます。本校生徒は今回の交流を通じて命の大切さを考えるなど得ることが多かったと思います。来年も修学旅行による直接交流を行いたいです」と話した。

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MyFuna編集部

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