2015年06月12日 配信

6/12(金)夏見台幼稚園で「マグロの解体ショー」

親子で身を持って食育体験

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 早くから異年齢教育などの独自の教育方針を取り入れてきた夏見台幼稚園(船橋市夏見台2-16-1 TEL047-429-7231)で6月12日、食育の取り組みとしてマグロの解体ショーが行われた。

 マグロの解体を実践したのは、同幼稚園の近隣にある寿司と創作料理を提供する一幸(本部:千葉市美浜区中瀬2-6-1)の船橋店(船橋市米ヶ崎54-1)。この日は、職人5人を派遣、30キロのミナミマグロ2匹を仕入れて行われた。

 講堂に年長園児を集め、給食メニューに出る魚の切り身を映像で見せた。次に魚の形そのままの映像を見せ、どのような形から切り身になるのかを紹介。次に、マグロの泳いでいる映像を披露、子どもたちに、泳いでいる魚が切り身になり、食卓に並ぶことを紹介した。

 

 一幸の担当者から「マグロは生まれてから死ぬまでずっと泳ぎ続けている魚」だという事や、「時速80キロくらいのハイスピードで泳ぐため、断面が丸に近い、水の抵抗を受けにくい形をしている」など、マグロの特徴が紹介された。

 マグロ2匹を解体し終えると、園児は教室に戻って給食の準備。保護者によるマグロの試食会に移った。先ほどまで1匹の魚の形をしていたマグロが寿司の形となって登場すると保護者から感嘆のため息があがった。

 尚、園児たちの口に入るマグロは生のままではなく、予め用意しておいたものを火を通し、給食として提供。園児らは、マグロが生きて泳いでいた映像から、1匹そのままの形が解体、調理され自分の口に入るところまですべてをこの日の解体ショーで体験した。

 この日初めて魚が解体される様子を目の当たりにしたわたなべかんなちゃん(5)は、「泳いでいる形のお魚が売っている形になるのをはじめて見た」と、興奮した様子で感想を話した。また、はせがわゆかちゃん(5)は、「海でお魚を切っているのを見たkとがある。でも、あんなに大きいお魚は初めて見た」と感想を話した。

   
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MyFuna編集部

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