2015年05月21日 配信

5/21(木)船橋市運動公園で初開催のイースタンリーグ公式戦

ファン約2500人が駆け付ける

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 船橋市運動公園(船橋市夏見台6-4-1)で5月17日、船橋市で初開催となるイースタンリーグ公式戦 が行われ、千葉ロッテマリーンズ対横浜DeNAベイスターズ戦に2526人の観客が集まった。

 今年、リーグ公式戦全108試合のうち、初めて4試合を市内で開催することとなった。これを記念し、千葉ロッテマリーンズと船橋市及び船橋市教育委員会が連携、新たな事業「船橋ベースボールプロジェクト」を設立した。

 その事業の一環として、4試合に渡り、市内の小中学生や少年野球チームの子どもたち約6000人が無料招待される事になった。

 この日の試合に無料招待されたのは、市内の9つの少年野球チームと、中学校の野球部8チーム。そのほか、会場には一般チケットを持った市民やファンも多く駆けつけた。なかには「午前7時前から並んでいた」というファンも。

 試合前、球場外周ではマリーンズのキャラクター4体と船橋市の産品ブランドPRキャラクター「船えもん」がダンスを披露。集まった親子連れが一緒に踊ったり写真を撮ったりして、大いに盛り上がりを見せた。
 会場周辺には屋台も出店。船橋からはピザ店「コンパーレ・コマーレ」や、牧場ジェラートの「アルトポンテ」などが出店した。

 そのほか、ナイスポークチバ推進協議会が販売する「千葉ポーク」や、模擬店のかき氷などを買い求める客で賑わった。なお、「千葉ポーク」は同試合の記念品として、両チーム監督へも贈られた。

 グラウンド内では、夏見台アタックス所属(塚田小学校3年)の横山匠太くん(8)によるファーストピッチセレモニーが行われた。打席には、今年千葉ロッテマリーンズに入団した田中英祐選手。「いつもよりボールが大きくて距離も長いので緊張したけど楽しかった。今日はいいプレーを見たい」と横山くん。

 この日の試合では市内の中学校野球部員も現場に携わり、試合事前練習のボール拾いは旭中学校野球部、試合中のボールボーイを湊中学校野球部の各部員が務めた。

 試合は13時より開始。始球式では背番号「2784」のユニフォームを着た松戸徹船橋市長が気合の入ったピッチングを見せ、会場から歓声が上がった。
マリーンズ先発は南、ベイスターズ先発は砂田。ベイスターズは1回に1点先制。 マリーンズは2回に1点返すものの3回には2点、4回に1点、9回に4点を失った。9回裏に三木の犠牲フライで1点返すものの、2対8で敗れ、船橋市民球場でのイースタンリーグ公式戦初戦を白星で飾ることはできなかった。

 試合後はグラウンドを開放して、サイン会や記念撮影会、少年野球チームを対象としたベースランニングなどが行われた。サイン会には6人の選手、写真撮影会は4人の選手が参加。千葉市から来た家族連れは「加藤選手とも写真が撮れたし、田中選手のサインももらえて嬉しい」と笑顔で話した。

 「身近な場所でプロのプレーを見ることができるのは、子どもたちにとってもいい刺激になると思う。今日もたくさんの来場者があり、船橋にはまだまだ可能性がたくさんあると実感した」と松戸徹市長。

  

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入場ゲート開場時 来場していた高根中学校ソフトボール部部員
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球場外周イベント 少年野球チームに配布されたTシャツを着用した児童(金杉台小SBC)
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来賓紹介

記念品贈呈式
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ファーストピッチをしたアタックスの横山匠太くん

アタックスの選手がロッテの選手と
一緒に守備ポジションに

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市長による始球式 サイン会

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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