2015年05月17日 配信

5/17(日)大神宮駅近くにバー「Final Cross」

「一日の終わりにたどり着く場所でありたい」と願って

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 京成線大神宮下駅近くのスナックが立ち並ぶ一角にカウンターメーンのカフェバー「Final Cross」(船橋市宮本2-13-8 TEL047-425-1786)が4月10日にオープンした。

 同店を経営する大倉正之さん(40)は、飲食業界に入る前は大手自動車ディーバーラーで自動車整備士の仕事に就いていた経歴を持つ。飲食業界で働きたいと思い立ち、5年務めたディーラーを退職。手先の器用さを活かしてバーで働きながら経験を積んだ。

 2004年に東船橋駅北口で知人から新規店舗の開設を任されるようになり、「1日の最後に安らげる場所になりたい」という意味を込めて「Final Cross」という店名をつけた。東船橋のFinal Crossは2010年に閉店したが、このほどオープンさせた大神宮駅前の新しい店に愛着の深い「Final Cross」の店名を引き継いだ。

 2010年から新店開設までの間は、過去の経験をフルに活かして友人の飲食店やディスカウントショップの自転車コーナーで整備士として修理などの職を掛け持ちしていたという。

 新店は、カウンター5席、テーブル8席の全13席。店舗面積9.5坪の内、客席スペースは5坪ほどだ。店内の壁には、女性が一人でも来店しやすいようにと考え、大倉さんの妻が内装デザインを担当し、木の温もりを感じさせる壁紙を使う。

 また、BGMには季節に合わせたものを選曲。暖かい季節が近づいてきた春から初夏にかけてのこの季節には「レゲエ」を選んでいる。

 メニューは、かわきもの中心でアメリカンドッグ(300円)やミックスナッツ、オリーブ(各400円)そのほか、生ハム、馬刺し(各650円)などの軽いものが中心。ドリンクは生ビール(550円)、コロナに加え、カクテルがグラスホッパー、ボヘミアンドリーム(各650円)などグランドメニューとして複数並ぶが、「その日の気分を話してくれたらオリジナルカクテルを作ります」と大倉さん。豊富な経験からオーダーに合わせたレシピをその場で作れるのが強みだという。

 オープンから1か月余り経つが、来店客の多くがこれまでの飲食店経験で培ってきた人脈。同業の仲間や手伝いで調理場や接客に立った店の客などが代わる代わる訪れるという。

 営業時間は、16時~26時。水曜日定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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