2015年05月13日 配信

5/13(水)船橋のブランド野菜「葉付き枝豆」「船橋にんじん」を市長に

船橋ブランドの野菜、順次出荷開始に

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 船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)で5月8日、旬を迎えた船橋ブランド野菜「葉付き枝豆」と「船橋にんじん」の生産者が松戸徹船橋市長を訪問。それぞれが収穫した野菜を松戸市長に手渡した。

 枝豆をおくったのはJAちば東葛西船橋枝豆研究会。同会が生産する枝豆は、船橋ブランドにも認定されている西船橋地区特産の「葉付き枝豆」。葉付き枝豆は鮮度保持が特に難しく、鮮度が落ちるとその商品価値は下がるという。同会の枝豆は、鮮度のバロメーターであるみずみずしい葉のついた新鮮な枝豆を、7月上旬頃まで毎日出荷しているという。

 品種は、暑さ寒さに強く、見栄えやさやの付き具合が安定している「さやむすめ」を採用。今年から、小分けにしてパッケージに詰めた枝豆も登場させた。「袋が目立つ、かっこいいと市場の方から評判がいい」と会長の平野恵昭さん。

 
 西船橋の枝豆生産農家が結束するために立ち上げたという同会。「枝豆は30~40年前、親の世代から作られているもの。それぞれ出荷先は違うが、同じ西船橋の枝豆農家としてやっていこうと、我々の代で結成した」と平野さんは話した。

 松戸市長は「西船橋の枝豆は高品質、海外進出も狙えるほど美味しい」と太鼓判を押し、「これからも若い世代と連携して作り続けてほしい」とエールを送った。

 一方、船橋にんじんを贈呈したのは「JAいちかわ」の船橋人参共販推進委員会。船橋にんじんは、にんじんでは全国初となる地域団体商標登録を2013年に受けている。また、化学肥料を減らし有機栽培を行う農産物の「ちばエコ農産物」にも認証されている。

 今回市長に贈呈したのは、ベーターカロテンの含有量が多く、強い甘みが特徴の「ベータキャロット」。同品は、毎年4月26日から6月10日まで出荷しており、100日〜110日かけて育てる品種だという。

 同委員会の飯島清会長は、「10数年前はこんな品種できるのかと悩みました。試行錯誤しながら作り上げたのがベータキャロット。繊維質が少なく食味が良いのでジュースやサラダなど生のまま味わって欲しい」と笑顔で話した。

 ベータキャロットのジュースとスティックを試食した松戸市長は、「お世辞抜きで船橋のにんじんが一番うまい。ジュースは自然な甘みで誰からも好まれる味」と賞賛し、また、「この素晴らしいにんじんをもっと広げなければ」と話した。
 

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MyFuna編集部

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