2015年04月10日 配信

4/10(金)木下街道沿いの高齢者施設「銀木犀」に駄菓子屋

施設のお爺ちゃん、お婆ちゃんが店番で

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 木下街道沿いのサービス付高齢者住宅「銀木犀鎌ケ谷」(鎌ケ谷市1-5-28、TEL 047-441-6636)で昨年11月23日に始まった駄菓子屋事業が口コミで話題を呼び、近所の小中学生が放課後の新しい社交場として活用をしている。

 地域に貢献しようと始まった駄菓子や事業。船橋地方卸売市場の菓子卸業・山下商店の協力を得て人気商品にアイテムを絞った構成を決めた。現在店頭に並ぶ商品は300種類を超える。

 駄菓子屋として開放しているのは同施設の中庭にある手作りの小屋。北海道からキットを直送してきたというが、広さは2坪ほど。エアコン、電気も完備されている。開店にあたって本町の有名店「駄菓子屋りゅう君の店」を参考にするために何度か下見したという。

 店頭に立つのは、施設の利用者。店長を務める西尾翠さん(78)は、「子供と接するのが大好き。新しい生きがいになっている」と目を細める。「高齢者も人に認められることが大切。入居してしばらく引きこもっていた人も駄菓子屋をきっかけにやりがいを見出してくれた例もある」と同施設の松丸晃一郎所長。

 当初は、高齢者が計算を行っていたというが、最近ではお客さんの小中学生の方が自分で計算して申告するようになったという。ところがこれまで、在庫のチェックなどを行ってきても万引きなどが行われた様子はないという。

 集客はほぼ口コミ。隣接する子どもクリニックの駐車場から見える場所にA4サイズのポップを貼り出したところ徐々に小学生を中心に親と一緒に幼稚園児や中学生も姿を見せるようになったという。また、中学生はSNSなどを使って情報を拡散するため、最近では毎日のように来客があり、平均で1500円~2000円の売り上げがコンスタントに上がるようになったという。

 同店の馴染み客だという上林美友さん(11)と濱田陽菜さん(11)は、駄菓子を選ぶのが楽しい。お母さんに許可をもらってからきている」と笑顔を見せた。

 営業時間は、9時~18時、無休。店内に誰もいない場合は施設入口の呼び鈴を鳴らすと担当する利用者がやってくるという。

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