2015年04月05日 配信

4/5(日)ふなっしー、震災孤児支援「みちのく未来基金」寄付1500万円超える

名前を隠し密かに寄付、2年足らずで1500万円超

(※当初2012年から寄付開始と書きましたが実際は2013年6月からの間違いでした)

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 船橋市非公認で全国的に活躍しているご当地キャラクターのふなっしーが、船橋の梨販促のため関わったキャンペーンと、ふなっしーポイントカードの失効分を合わせて、船橋の経営者らが4月2日、みちのく未来基金事務局(仙台市泉区八乙女中央5-10-8)へ寄付を行った。

 

 この日、ふなっしーの代わりに事務局に寄付を届けたのは、船橋市内でタウン誌MyFunaを発行する山﨑健太朗さん、船橋駅周辺の飲食店30店舗以上で組織されている船橋F.B.C.代表の近藤智也さん、船橋のなしPRで若手の先頭に立って企画を実行に移してきた加納芳光さん、ふなっしーポイントカードの加盟店として周知に尽力している寺田伸一さんの4人。

みちのく未来基金とは 

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 同基金は、先の東日本大震災で両親もしくは親を亡くした学生に対して支援を行っている団体で、これまでの4年間で424人の子どもたちに対して学費を支給してきた。

 発起人となったロート製薬、カルビー、カゴメ食品の3社からの出向。これに途中合流をしたエバラ食品工業からのスタッフを合わせて運営している。必要経費はすべて支援4社からのもち出しで寄付は全て子どもたちの進学支援に充てられる。

 同基金の支援金は東日本大震災の震災孤児・遺児と認定されれば誰でも学費分の支援を受ける事が出来る。返済義務が無いため、進学して夢を実現させようと頑張っている子どもたちの多くが活用している。

累計で1,500万円を超える寄付

 ふなっしーは、同事務局が把握している限りにおいて、20136月から寄付を始めている。ふなっしーグッズを製造している会社の名前で突然の振り込みがあったため、職員が謝辞の電話を入れたところ「ふなっしーさんが、ライセンス使用料を寄付してくれと指示したので」という返事が返ってきたので分かったという。

 

 現在までのところ、ふなっしー関連の会社やイベント関係からの寄付は、1,500万円を超えているという。中にはふなっしーのファンを名乗る個人から多額の寄付がされることもあるという。「ふなっしーさんがどこかで我々の活動を知り、協力してくださっているようです。ふなっしーさんのおかげで多くの方から寄付を頂いています」と、業務執行理事の竹中俊之さん。

 

 東日本大震災で震災孤児・遺児になった子どもたちは厚生労働省の発表によると1723人。これらの子どもたちに進学意思があるかぎり大学、短期大学、専門学校などの学費を卒業まで支援するという。一年間の運営にかかる金額はおよそ4億円。徐々に震災が風化していくことで寄付も集まりが悪くなることが予想されているという。

船橋市内の梨関連事業で寄付

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 今回、寄付に訪れたメンバーはそれぞれふなっしーと連携し、船橋市内で事業を行っている。船橋F.B.C.はふなっしー公認の梨ドリンクを1杯提供するごとに寄付をする。また、船橋市内でふなっしーの梨箱や梨袋を使用している農家は、1箱(袋)ごとに売上から寄付をしており、ふなっしーポイントカードは、使用されなかった失効ポイントを全額みちのく未来基金への寄付としている。

 ふなっしーは、地元を盛り上げる事業を行う際、「みちのく未来基金」への寄付を前提に著作権などの使用を許可している。今回の寄付は、昨年の事業から派生した寄付金を合計したもので総額は、81万9,297円だった。

ふなっしーポイントカードで寄付に参加

 尚、ふなっしーポイントカードは、「サイモンズポイントモール」上に登録されている通販会社各社での買い物にも使用可能。ログインしてから買い物する事で通販会社とふなっしーポイント(=サイモンズポイント)の両方が貯まる。ここで貯めたふなっしーポイントを失効するとみちのく未来基金への寄付に充てられる。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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