千葉ジェッツがホームでプレーオフ進出決定を祝う快勝
船橋アリーナ(船橋市習志野台7-5-1、TEL 047-461-5611)で3月29日、プロバスケットボールリーグNBL、千葉ジェッツ対兵庫ストークス戦が行われ、72-48で3試合ぶりの勝利を収めた。
千葉ジェッツは試合前の時点でNBLイースタンカンファレンス5位。3月25日に当該チームの敗戦でプレーオフ進出が決まったが、ジェッツ自体は同日の東芝戦、28日の兵庫戦で連敗。プレーオフ進出決定後の初勝利が待ち望まれていた。
第1ピリオドは開始早々に小野龍猛選手の3点シュートが決まるなど好調な立ち上がり。さらに硬いディフェンスで兵庫の攻撃を次々にブロック。失点を最小に抑え、11-3と大きくリードを奪う。
第2ピリオドは序盤兵庫に15-10まで追い上げられるが、この後はジェッツが堪えて一進一退の攻防。特にリバウンドを高確率で奪い、兵庫のシュート成功率を20%に抑え、29-19とリードを保って第2ピリオドを終える。
後半に入って第3ピリオドは兵庫が激しい反撃を見せる。一時13点差あったリードを追い上げられ、34-31と3点差に詰め寄られる。しかしここで、佐藤博紀選手、西村文男選手らが奮起。硬いディフェンスが蘇り、第3ピリオド終了時には再びに45-36とリードを広げることに成功。
すると第4ピリオドはジェッツの独壇場。逆転を狙ってやや強引に攻める兵庫にカウンターを次々と決め、パリス・ホーン選手の10得点などで大きくリードを広げる。終了時には72-48、24点という大差をつけ前日敗れた相手に雪辱。プレーオフ進出決定後の初勝利を挙げ、ホームの観客と喜びを共にした。
試合後、ブースター(バスケの熱狂的なファン)の船橋市在住Macさん(42才)は「プレーオフ進出も今日の勝利も嬉しいですが、僕らの目標はリーグ優勝なので、まだ通過点でしかありません。ジェッツは必ず優勝します」と意気込んだ。
レジー・ゲーリーヘッドコーチも「喜んでいる暇はありません。このあともアイシンや三菱など強豪との対戦が続きます。優勝のために1戦1戦が上達するチャンスと考え、昨年からの努力が無駄にならないよう戦い続けます」と話した。
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