2015年03月11日 配信

3/11(水)船橋警察署で振り込め詐欺未然防止表彰

東京東信用金庫の職員が2支店で未然防止に貢献

IMG_4558higashinhyousyou.jpg  
   

 依然、全国的に増加傾向にある振り込め詐欺だが、船橋警察署(船橋市市場4-18-1)管内で立て続けに2件、未然防止に成功、3月10日この功労者に対し、感謝状の贈呈式が行われた。

 この日功労者表彰を受賞したのは、東京東信用金庫船橋支店に勤務する永井利恵さん、早井美智子さんの女性職員2人と、同三咲支店金杉出張所の長谷川博所長。

 船橋支店では2月18日に支店窓口を訪ねた高齢女性客から、「定期預金を解約し700万円引き出したい」という要望があったことから、窓口業務を担当していた永井さんが、「振り込め詐欺だ」と、直感を得た。

 詳しく話を尋ねたところ「甥から、電車の中で会社の売り上げ金の手形が入った鞄を無くしてしまったので、お金を貸してほしい」という連絡が入ったのだという。

 典型的な振り込め詐欺のケースだと確信を得た永井さんが、上司の早井さんに相談、すぐに警察を呼ぶことにした。

 もう一方の三咲支店金杉出張所のケースでは、2月20日に窓口を訪ねた女性が「100万円を引き出したい」と申し出たことから、詳しい話を聞いたところ「息子に頼まれた。息子は携帯電話の番号が変わったと言っていた」と、引き出しの理由を変えたため振り込め詐欺を疑って長谷川所長が警察に届け出た。

 いずれのケースも警察官と一緒に説得にあたり、騙されたふり作戦を決行。現金を受け取りに来た「受け子」と呼ばれる組織の人間を逮捕することに成功した。今後、組織のリ「クルーター」と呼ばれる人間の逮捕に向けて捜査を進めていく予定だ。

 同行では、全行を挙げた振り込め詐欺撲滅キャンペーンとして、手口を再現した「ロールプレイング大会」を実施してきた。船橋支店の二人は2月19日に本戦が行われた第6回大会にエントリーしていたため、何度も練習をしていた時期だったという。

 その為、知識も豊富で、事件の現場に直面しても即対応する事が出来たのだという。「練習していた通りの内容だったのですぐに振り込め詐欺だと直感出来ました。ロールプレイング大会直後だったのも幸いした」と永井さん。

 船橋警察署によると、千葉県内の振り込め詐欺被害は今年1月1日~3月9日までで164件(前年比-6件)、被害総額は4億3426万6027円。同船橋署管内では、17件(前年比+8件)、5380万9396円。同署管内では、昨年1年間で認知件数82件で千葉西警察署に次いで県内ワースト2という状況。

 また、昨年一年間の同署管内での被害総額は約3億8500万円で県内ワースト1。平成25年対比では認知件数が46件プラス、同被害総額2億8600万円となっている。平成25年と比較して昨年は、被害総額が134パーセントアップで被害状況は深刻だ。

 振り込め詐欺対策について同署の担当官は、「金融機関での水際対応が最も有効。全金融機関と連携して未然抑止、摘発につなげていきたい。昨年は、金融機関の協力で50件、1億8400万円の抑止ができた」と話した。

記事の場所
関連キーワード
情報スクランブル

情報スクランブルの記事一覧へ

加盟店・店舗ブログ

加盟店・店舗ブログ一覧へ