2015年03月10日 配信

3/10(火)アンデルセン公園できりがみコンクール表彰式

きりがみ大賞は小学2年生の北川蒼衣さん

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 ふなばしアンデルセン公園(船橋市金堀町525、 TEL 047-457-6627)の子ども美術館で3月8日、「第6回アンデルセン公園きりがみコンクール」の表彰式が行われた。

 アンデルセンは「人魚姫」「裸の王様」などで世界的に有名な童話作家だが、切り紙の名手でもあったことは意外と知られていない。

 子どもたちに童話を語りながら即興で切り紙を作り、話の後にプレゼントとして贈っていたという。そのアンデルセンにちなんだ「アンデルセン公園きりがみコンクール」は今年で6回目の開催。審査員は子ども美術館名誉館長 牧野 圭一さん、多摩美術大学教授 秋山 孝さんたち有識者。コンクール表彰式には、オーデンセ市博物館連合総館長をはじめとしたデンマークからの来賓も迎えた。

 応募総数1,629点(小学生以下の部1,126点、中学生の部439点、一般の部64点)の中から選ばれた受賞作品は21点。

 最も優れた作品に贈られる「アンデルセン公園きりがみ大賞」は、茨城県の小学2年生の男の子、北川 蒼衣(きたがわ あおい)さんの作品「サッカーじょう」に決まった。大賞受賞者の北川さんには、副賞としてデンマーク旅行がおくられた。

 「作品を作るうえで一番苦労したのは、髪の毛の部分」という北川さん。「ものすごく嬉しい」と、はにかみながら受賞の喜びを表した。北川さんはサッカー好きで、「大きくなったらサッカー選手になりたい」とも。

 なお、「第6回アンデルセン公園きりがみ展」として、4月5日まで子ども美術館2階の展示室1、2にて、コンクールで第1次審査を通過した作品1,202点や作家の作品などが展示されている。

全受賞作品は下記の通り:

アンデルセン公園きりがみ大賞 
「サッカーじょう」 北川 蒼衣(茨城県牛久市・小2)

アンデルセン公園子ども美術館賞
 「海の生物」 今井 あさひ(鎌ケ谷市・小6)

デンマーク大使賞
 「本当に怖い女の心の表と裏の顔」後藤 舞(船橋市・中3)

オーデンセ市賞 
 「私の」 中村 菜月(船橋市・中3)

オーデンセ市博物館連合賞
「人魚姫」 深澤 麻寿美(大阪府大阪市・51歳)

ティンダーボックス賞
 「キングオオカブト」 (松戸市・小1)

アンデルセン賞委員会賞
 「はだかの王さまの悪い心」 鳥海 優大(船橋市・中3)

船橋市長賞 
「奴隷船」 山田 有沙(船橋市・中3)

船橋市教育長
 「うさぎと雪の結晶」 井上 明柚(船橋市・小6)

(一般の部)
優秀賞  「月夜の里山」 布袋谷 緑(船橋市・36歳)
優良賞  「2ひきのサーカス」 栗林 順子(佐倉市・34歳)
優良賞  「二人の王様」 門間 祥平(静岡県静岡市・15歳)
優良賞  「花鳥風月」 石黒 喜子(市川市)

(中学生の部)
優秀賞  「マンガ風マッチ売りの少女」 永沼 清香(船橋市・中一)
優良賞  「Munku!」 須藤 梨樹 (船橋市・中1)
優良賞  「自分へのとびら」 国府田 朱理(船橋市・中3)
優良賞  「フナッシーの裏表」 関根 康介(船橋市・中1)

(小学生以下の部)
優秀賞  「大好きなおじいちゃんとおばあちゃん」菅野 杏心(船橋市・小4)
優良賞  「金魚」 河内 真澄 (鎌ケ谷市・小6)
優良賞  「弟がなでている子牛」 東海林 虹心(船橋市・小3)
優良賞  「ネコの花火大会」 中村 来瞳(船橋市・小3)

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MyFuna編集部

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