2015年03月02日 配信

3/2(月)船橋市各図書館で房総ゆかりの浮世絵「絵はがき」再販売

「絵はがき」販売は31日から開始

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 船橋市図書館は、房総ゆかりの浮世絵「絵はがき」を再版し、3月1日から販売を開始した。一方、同図書館主催で3月3日から8日まで平成26年度船橋市図書館所蔵資料展「房総 人・ひと・ヒト -団十郎・将門・八犬士…-」を開催する。

房総ゆかりの浮世絵「絵はがき」
 同「絵はがき」は西図書館所蔵の浮世絵約500点の中から代表作を使い作成したもので、2015(平成27)年1月6日に販売を開始。2週間も経たないうちに完売した。

 より多くの市民に届くようにと再版が決定。8枚1セット(200円)で、図柄など内容は前回と同じ。中央・東・西・北の各図書館、市役所文化課、郷土資料室にて販売される。

 世界的にも高名な葛飾北斎の「富獄三十六景 登戸浦」や、歌川広重の「富士三十六景 下総小金原」を含む8種類の浮世絵を厳選。どの図柄も郷土船橋や千葉にゆかりがあり、当時の面影が偲ばれる内容になっているだけでなく、コレクションとして、あるいは船橋を紹介する土産やプレゼントとしても利用できる。

平成26年度船橋市図書館所蔵資料展

 また同図書館では、所蔵する多数の現物資料を市民が鑑賞できるように、毎年1回浮世絵や絵図、古文書などの資料の展示会も開催している。

 今年も3月3日から8日に船橋市民ギャラリーにて開催予定。「房総 人・ひと・ヒト-団十郎・将門・八犬士…-」と題して、初の試みで浮世絵などに描かれた房総の地に関係の深い人物に焦点をあてている。

 房総出身の力士や平将門、市川団十郎らの房総ゆかりの人物や、義民佐倉惣五郎、切られ与三郎・お富、里見八犬士など、物語や芝居で知られる面々も登場。

 特に「里見発見伝」の登場人物、大日本六十余州之内安房 里見の姫君伏姫は先に紹介した「絵はがき」にもなっているもので、展示会で実物を間近に目にできる。

 

 ギャラリー開館時間は10時~19時(8日は17時まで)。閲覧無料。ギャラリートークが毎日10時~と14時~の2回(約20分間)あり。

 問い合わせはどちらも中央図書館TEL 047-460-1311(月曜休館)。


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MyFuna編集部

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