2015年02月03日 配信

2/3(火)御滝中学校で「給食の試食会」と「ランチルーム参観」

全学年が手作り給食を一緒に食事 

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 御滝中学校(船橋市金杉6-5-1 TEL047-448-3102)で1月30日、給食の試食会とランチルーム参観が行われた


船橋市の学校給食は、小・中・特別支援学校の全ての学校に栄養士・給食調理員を配置し、学校独自の献立により給食調理室で素材を生かした手づくりの給食を提供している。また、中学校では、手作りの給食をランチルームで食べることができるうえ、給食の選択制を取り入れるなどの珍しい取り組みを行っている。


 この日、同校の献立はA「米飯」とB「パン・麺類」の2種類。同校の給食では事前に、1ヶ月間の予定献立表が配られ、生徒630人と教職員44人は日毎にどちらかを選び書類を提出しており、当日の献立を決定している。


 栄養士の藤城珠美さんは「地元の食材、例えば小松菜・菜の花・鰯などを使うように心掛けている。野菜が苦手な子がいるので、工夫して食べやすく調理する」と話した。「子ども達がよく食べてくれるので、給食担当の私たち6人の励みになる」とも。


 昼前の授業が終わると、生徒が続々と配膳室に入り、選んだ献立の給食を受け取り、広く明るいランチルームに移動。全校生徒と教職員が一緒に食事。ご飯は量が調整できるので特盛の子も。


 給食委員の3年生高橋佑二郎くんは「広々した空間で美味しい給食が食べられる。AとBが選べるし、他の学年と一緒なのもよい」また、同学年小圷優佳さんは「栄養士さん調理員さんの作る料理の良さを全校生徒に伝えたいので委員になった。皆と笑いながら食事をするのが楽しい。その時は受験のプレッシャーを忘れる」と笑顔で給食を楽しんだ様子を見せた。


 約40分間のランチタイム。各自、使用した食器を所定の場所に置いて退室。その後、調理員さんは食器を石鹸液に浸し、一つ一つ手洗い。衛生面に細心の注意を払っている。


 「ここの給食が美味しいのは、給食を作る人の子ども達に対する思いが強いから。さばの味噌煮は子ども達にも人気があり絶品」と小市昌夫校長。


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MyFuna編集部

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