2015年01月11日 配信

1/11(日)飯山満町大宮神社の神楽

1年の招福を願って初神楽を披露

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 大宮神社(船橋市飯山満町2-843)の境内神楽殿で1月7日、飯山満大宮神社神楽連による神楽が演じられ、7座の演目が披露された。

 この神楽は、古くから村が成立し農業が盛んであった飯山満の地で、独自の工夫を加え、五穀豊穣を願い豊作に感謝して伝えられてきたもの。古い装束や箱に文久・安政の文字がみられることから、江戸時代末頃には既に演じられていたといわれている。

 毎年1月7日の七草と10月23日の例祭の夜に笛・大太鼓・小太鼓が演奏され、様々な衣装の舞人が舞う。現在伝えられている演目は12座。そのうち演目「神功皇后」が舞われるのは市内で大宮神社だけ。1995年に船橋市無形民俗文化財の指定を受けている。

 地元の氏子約30人と観客約50人が見守る中、神楽が演じられた。毎年、神楽を楽しみにしているという綿さん親子は「神楽のことを学校で習ったので、より興味が湧いた」と話した。
 

 神社総代の近藤幸廣さんは「市の文化財になっているこの神楽を守り伝えています。マスコミ等でも取り上げられ、市内の遠い所からも観に来ます。より多くの人に伝統ある神楽を観ていただくため、10月に船橋駅近くFACEビルのきららホールで神楽を演じる予定です」と話した。

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MyFuna編集部

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