2015年01月01日 配信

1/1(木)船橋市が「浮世絵」絵はがきを販売開始

船橋と千葉にゆかりのある作品を選抜

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船橋市が所蔵する浮世絵を絵はがきとして作製し、1月6日から販売を開始する。

船橋市西図書館では、古文書や浮世絵などの資料を郷土資料として所蔵しており、 図書館デジタルギャラリーは、その資料の中から江戸時代後期から明治時代の房総を描いた風景画と、房総出身の力士を描いた相撲絵など一部を公開している。

今回、西図書館の所蔵する貴重な資料を市内外の多くの人に知って欲しいとの思いから絵はがきを作製。約6,300点の資料の中から浮世絵の代表的作品を選抜した。

絵はがきは8枚1セットで200円、全900セットを販売する。販売場所は、市内の中央・東・西・北の各図書館、船橋市役所文化課、郷土資料館。

図柄は、郷土船橋や千葉にゆかりのある浮世絵を使用しており、当時の様子が絵葉書からうかがえるデザインになっている。

「船橋在住の方はもちろん、船橋を知らない方でも楽しめる内容となっています。コレクションとして、また地元船橋を紹介するお土産やプレゼントとして、ぜひご活用ください」と市担当者。

問い合わせ先は中央図書館 TEL047-460-1311。

※2015年1月18日(火)をもって完売しました。

絵はがきに使われている浮世絵は以下の通り。

葛飾北斎 天保2年(1831)「富嶽三十六景 登戸浦」
千葉市中央区登戸南西の海(現埋立地)

歌川広重 天保(1830-1843)後期「諸国勝景 下総利根川之図」
江戸川河口付近。銚子付近とする説もある

歌川豊国 天保~弘化年間 (1830-1847)
「大日本六十余州之内安房 里見の姫君伏姫」
館山市周辺

歌川豊国 弘化4年(1847)~嘉永5年(1852)「小柳・荒馬取組之図」
荒馬吉五郎は九日市村(現船橋市本町)出身

歌川芳虎 嘉永5年(1852)
北條九代記鴻之台合戦
市川市国府台

歌川広重 安政5年(1858)「富士三十六景 下総小金原」
柏、松戸、鎌ヶ谷、船橋、習志野等(江戸幕府直轄の馬の放牧場)

歌川広重(二代) 万延元年(1860)「諸国名所百景 下総舟橋大神宮」
船橋市宮本(船橋大神宮)

歌川広重(三代) 明治23年(1890)「成田土産名所尽・ならしの松原 旧小金ヶ原」
船橋市薬円台(船橋市郷土資料館周辺)

取材:鷲野(リリースより) 校正:小林

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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MyFuna編集部

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