2014年11月06日 配信

11/6(木)社会福祉法人福寿荘で「人生の棚卸セミナー」

人生の最期に備えることをレクチャー

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船橋市北部で開設して32年目を迎える老人福祉施設福寿荘(船橋市古和釜町791-1 TEL047-462-2021)で11月1日、地域の人を対象とした「人生の棚卸セミナー」が開催された。

 

同施設で同様のセミナーを開催するのは2度目。前回は9月に「成年後見人制度」についてのセミナーが開催された。今回は「人生の棚卸セミナー」と題し、高齢者はもちろん、3090代まで幅広い年齢層、60人以上が参加した。

 

講師は土ヰ福祉法律事務所代表の土井義昭さんと都民寝台葬儀社取締役の鈴木豊治さんの2人。2時間にわたる講義を行った。

 

「来年から相続税の対象金額が変更し、控除額が減額されます」と土井さん。今までは定額控除が5000万円まで、法定相続人比例控除が1人につき1000万円までだったのが、平成27年度1月から定額控除が3000万円、法定相続人比例控除が1人につき600万円となる。

 

例えば4人家族の父親が亡くなった場合、改訂前だと、8000万円までが控除の対象だったが、改定後は4800万円までが控除の対象とかわる。

 

また、今後高齢者が増えることでたくさんの問題が発生する。高齢者の増加に伴い、認知症の人口が増え、自分の意思をしっかりと伝えることができなくなるケースも多い。そこで「人生の棚卸ノート」の活用が将来、自分が亡くなった時、残された家族のための指針となるというのだ。

 

同ノートは、財産のことだけでなく、介護が必要になった時、老人ホームに入りたいかどうか。延命処置は希望するかどうか。などを記載するもの。「まずはえんぴつで書いてみて、「自分がどうしたいか」と、自分と向き合うきっかけになれたら。そして気が変わったら、消しゴムで消して書き直してほしい」と土井さん。

 

都民寝台葬儀社の鈴木さんは、近年の葬式の新常識について話す。自分らしい葬儀を生前から考えたり、葬式をしないでそのまま火葬する「直葬」や親族だけの「家族葬」について説明した。

また、実際に棺に入ることができる「入棺体験」を開催。タイプは2種類で、桐の木製棺(K8)と布製の棺(雅)を体感させた。

 

「布製の棺は密閉感があり、外の声もあまり聞こえません。入り心地がよく、落ち着きます」と白装束を身にまとった施設長の石神敏明さんは話す。 「高齢者だけが集まる場所ではなく、地域の人が交流するコミニティースペースとなり、地域の人々の役にたてる施設になりたい」とも。

 

同施設では月2回の映画上映会も行っており、地域との交流に意欲的だ。また、同セミナーは毎月開催がきまっており、1220日には、なかむら鍼灸接骨院幕張店の井出院長による「健康教室」、1月上旬には古和釜高校吹奏楽部の演奏も予定している。

 

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