2014年09月04日 配信

9/4(木)船橋駅前東西百貨店対決「梨の陣」

両百貨店ともにオリジナル梨メニューを開発

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 船橋駅を南北にはさんだ状況の立地で互いに発展を遂げてきた東武百貨店船橋店(船橋市本町7-1-1 TEL047-425-2211)と、西武百貨店船橋店(本町1-2-1 TEL047-425-0111)が数年ぶりに「船橋のなし」を通じたオリジナルメニューイベントで直接対決、激しい火花を散らしている。

 東武百貨店では、9月4日から10日までの7日間、館内のレストラン街などと連携して「船橋のなし 豊水フェア」を開催している。梨をモチーフにしたオリジナルメニューを館内6店舗のレストランやカフェで提供する企画だ。

 ダッキーダックキッチンでは「梨のクレープ」、カフェあいどるでは「豊水入り寒天のあんみつ」、同じくカッチーヌでは「梨のスムージー~つぶつぶジェリー入り~」、上野精養軒では「豊水梨のグラニテ フルーツ添え」など今季のフレッシュ梨を使用したオリジナルメニューを前面に出した商品展開で消費者にアピールしている。

 もう一方の西武百貨店では、7階の催事会場をフルに使用して地元・船橋産の商品にスポットをあてた「京成沿線 おいしい博覧会」を9月2日~9日までの8日間で開催している。

 同企画の目玉は、船橋のなし農家から直接仕入れた梨を使用して、船橋市内に店舗を構える6人のパティシエとコラボしたオリジナル商品を販売する「船橋 梨スイーツ」フェアだ。

 同フェアには、菓子工房アントレの高木康裕さんが「プレミアム高木チーズ梨」、アルトポンテの高橋裕武さんが「豊水シャーベット」、菓人KICHISEの吉瀬元彦さんが「幸水梨のタルト・カンパーニュ」などのオリジナル商品を投入し消費者の目をひきつけている。

 両百貨店とも、マスコミを招いた商品の発表会を企画。東武は1日に船橋のなし生産者を招いた会見を実施。他方、西武でも同様に2日、船橋のなし生産者を参加させ会見を実施した。

 西武では、地下食品街で今年のギフトの注目商品「ふなっしー梨箱」に入った船橋のなしを販売、今回の催事ではオリジナル商品を地元パティシエとなし農家のコラボ演出で開発するなど梨の企画に関しては1歩リードしている様子。

 しかし、他方の東武では数年前から西船橋の小松菜生産者や船橋ニンジンの生産者とコラボ商品を開発してきた実績がある。また、和洋女子大学(市川市)栄養学類の学生との産学連携メニューや、プロ野球千葉ロッテマリーンズの人気選手とのコラボメニュー開発などで早くから地元にスポットを当てた企画を行ってきたためスタートダッシュでは大きく差をつけている。

 

 「今後はますます地元への貢献を果たしてゆくため、地産地消メニューに力を入れてゆくつもり。東武さんとの棲み分けを模索しながら一次産品を扱ってゆきたい」と西武百貨店広報担当者。今後、ますます両百貨店の地元シフトは強化されてゆきそうだ。梨企画には両百貨店とも、初日から多くの人が詰めかけたという。

 「もともと船橋は足元に62万人の消費人口がいる街。この街の外に販促するよりも地元に注力した方が効率が良いはず」と、地元経済界の関係者は語る。「東京近郊にありながら都市化も進み、それでいて一次産業も活発な船橋はまだまだポテンシャルがある」とも。

 もともと地力のある船橋の街。ふなっしー効果で内外から注目されるようになり、本来持っている地力を徐々に開放し始めたといえる。両百貨店の火花が散るような直接対決がその象徴として表れているのかもしれない。

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