2014年09月03日 配信

9/3(水)裏津田沼の古着屋「NAKED」が9月下旬に閉店

9年の営業に幕。自宅を開放し地域コミュニティ継続 

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 JR津田沼駅北口そばに店を構える古着屋「NAKED(ネイキッド)」(船橋市前原西2-7-7 TEL047-400-6843)が、9月下旬で9年の営業に幕をおろす。

 同店は、「ファッションストリート」や「裏津田沼(裏津田)」と呼ばれる服飾洋品店や雑貨店などが並ぶ路地で古着屋を営業してきた。代表の島田康弘さん(61)自ら年に数回アメリカへ足を運び、厳選して買い付けた古着を販売している。

 「古着屋の9割は買い付けで決まる。迅速な品定めにより、広大な土地に散らばる仕入れ先を数多く回る」と島田さん。買い付けの魅力について「アメリカの文化や社会問題に直接触れることで、日本では感じることのできない様々な発見がある」と品物や仕入れ先を選ぶ楽しさを話す。

 これまでに同店は、市立中学校の職場体験や近隣大学生のインターンシップを受け入れ、営業時間後には英会話や音楽教室を行う、地域コミュニティの役割を果たしてきた。古着を通じて集まった若者を中心に、社会問題のディスカッションやアメリカ実地研修なども行われている。「古着屋はキッカケ。私の経験を若者の将来に役立てたい」と島田さん。

 閉店にあたり、「買い付けに対する評価をいただいたお客様もおり、プロとして嬉しかった」と感慨深く振り返る。今後も地域コミュニティは継続し、自宅を開放して地域に根差した活動を行う予定。

 営業時間は11時~20時。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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