2014年07月15日 配信

7/15(火)薬円台南小で特別授業「船橋の埋蔵文化」

発掘された化石や土器でタイムトラベル

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 薬円台南小学校(船橋市薬円台2-18-1)で7月11日、船橋市埋蔵文化財調査事務所による「船橋の埋蔵文化」の出前授業が行われ、6年生111人が参加した。

 講師は同事務所の小中美幸さん。「これから過去にタイプスリップしてみましょう」と、ビニールテープの長さ3ミリを1年と見立て、縄文時代に遡るまで広げた。体育館いっぱいに広がったテープに、児童からは驚きの声が上がった。

 体育館には船橋市内で発掘された化石や土器200点以上も展示。土器は縄文時代、古墳時代、江戸時代など時代ごとに分けられ、中には触ることのできるものも。

 
 児童たちはグループに分かれて各テーブルを順に回り、貴重な史料を興味深そうに見て回った。また、粘土と紐で縄文土器の模様を再現したり、2種類の土器を実際に触り、感触の違いなどを手掛かりに種類を当てるワークショップなども行われた。

 「人間は他の動物と違い、過去がある。過去を知ることで多くのことを学ぶことができるが、それで終わりではない。歴史は未来へとつながっているんです。どうぞみなさん、明るい未来を作っていってください」と小中さん。

(渡辺)

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MyFuna編集部

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