干潟の今昔や生物について学ぶ
薬円台南小学校(船橋市薬円台2-18-1 TEL047-464-6091)で7月1日、3年生97人が特別授業「谷津干潟の魅力」に参加した。
各分野の有識者をゲストティチャーとして招き、話の中で児童が興味を持ったことを今後のテーマとして取り組んでゆく特別授業。
昨年から始まり、地域住民にも授業への参加を呼び掛けている。今回の授業は9月に総合的学習の一環で谷津干潟に行くこともあり、事前に干潟について知り、児童が調べたいことをみつける動機づけの意味もある。
ゲストティチャーの谷津干潟自然環境センター星野七奈さんはスライドを用い、「干潟ってどんなところ」「干潟の今と昔」「干潟の生き物」と題して児童に谷津干潟の魅力を話した。
また、干潟にみられるシギの模型をみせたり、1分間で何回羽ばたけるか競うゲームを行うなど、子ども達にもわかりやすく鳥の生態を解説した。
「谷津干潟で最も大きい鳥は」「鳥のくちばしの形が面白い訳は」「ゴカイの種類はたくさんあるか」などの様々な質問をする児童の姿も。「干潟って楽しそうで、行ってみたいというきっかけの場になるよう心掛けて話した」と星野さん。
授業を参観したスクールガードの日高昭八さんは「登下校の交通安全をしているが、子ども達の授業中の顔や態度を見られるのがよい」と話した。
「カリキュラムを組む時、学校だけではどうしても足りない点がある。特別授業は外部の方々と連携し、子ども達にいろんなことを学んでもらう場」と、正本靖子校長。
(大野)
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