中学年を対象に「命の授業」
行田西小学校(船橋市行田3-4-1 TEL047-439-2120)で3月4日、助産師による特別授業「命の授業」が行われた。
船橋市の小学校では、国語や算数などといった通常の授業だけでなく、さまざまな分野から講師を迎える特別授業に力をいれている。
この日同校では、道徳の教育の一環として、命の大切さを子どもたちに教えたいとの思いから、助産師を講師に迎えた特別授業を導入。3~4年の児童を対象に体育館で授業を行った。
「道徳の授業では、思いやりをもつこと、友情をはぐくむことなどさまざまな事を教えていますが、根本となるのは命の大切さだと思っています。生命の誕生する奇跡を知って、命を尊重する心を子どもたちに養ってほしい」と、同校の校長・糟谷康之先生。
今回講師を務めたのは、藤原町で助産師として活動している松田洋子さん。
生命が誕生する仕組みや、お腹の中で赤ちゃんが大きくなる過程、出産にいたるまでの経緯などをパネルや人形などを使って説明に子どもたちは熱心に耳を傾けた。
授業を終えた生徒たちからは、「豆粒ほどの小さな赤ちゃんがお腹の中でどんどん大きくなるのが不思議」、「生まれてくるってすごいことなんだと思った」、「帰ったらお母さんに生まれてきたときのことを聞いてみたい」などの感想があがった。
(鷲野)
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