2013年12月09日 配信

12/9(月)高根小学校で児童による高根神宮社の神楽舞
手作りのお面で踊る「天狗の舞」

131206takanemai3.JPG  
   

 高根小学校(船橋市高根町2895 TEL047-438-2237)で12月6日、3年生22人が、伝統を知る総合的学習の総仕上げとして、学んできた神楽舞を保護者や指導にあたった神楽連中へ披露した。

 同校では、船橋市無形文化財でもある高根神宮社の神楽舞を、24年前から授業に取り込んでいる。「資料などがほとんどないところから、延べ10時間以上を費やして調べ上げました」と語るのは、教頭の西郡さん。

 この日、神楽・道具・お面・音楽に分けた4つのグループで児童は発表を行った。「紙芝居で神楽の歴史を発表した「神楽舞グループ」、手作りの道具を使った「おきの舞グループ」、またお面の名前と意味を調べた「天狗グループ」」、太鼓・鼓のやり方などを発表した「ミュージックグループ」と、それぞれのグループが工夫をこらした発表を披露した。

 発表の後、各々手作りの面を被り、神楽連から直接指導を受けた「天狗の舞」を披露した。神楽連では、16人いるメンバーが交代で指導にあたったという。「素晴らしい出来でした。連にスカウトしたいくらい」と、相田代表。保護者や神楽連らからも次々と称賛の声が上がった。西郡さんは「苦労しただけあって良く頑張りました」と、児童をねぎらった。明治の初めころから始まったと言われる同神楽。指導にあたった同連は全員が高根小学校OBだという。

(吉野)

131206takanemai2.JPG 131206takanemai4.JPG
131206takanemai5.JPG  

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所
関連キーワード