2013年12月04日 配信

12/4(水)若松中学校で能楽鑑賞と体験授業
日本の伝統文化を学ぶ貴重な体験

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 船橋市立若松中学校(船橋市若松3-2-3 TEL047-431-1870)で12月3日、「能楽鑑賞教室」が開かれ全校生徒194人が能の鑑賞と体験を行った。

 昨年に引き続き2年目の開催となった同授業。体験を通して日本の伝統文化に親しみ、音楽文化を尊重する心を育てたいとの思いから始まった。授業を行ったのは、NPO法人能楽普及集団「鶴亀座」(東京都江東区)。

 同法人は、能の継承と普及活動を目的に、これまでも多くの中学・高校への出張授業を行っており、この日は、能のレクチャーから始まり、能舞台「羽衣」と「船弁慶」を鑑賞させた。さらに生徒をグループ毎に分け、太鼓や鼓、仕舞なども体験させた。

 この日に合わせ、同中学校では音楽の授業に能楽の詞章に節をつけて歌う謡(うたい)を1か月ほどかけて練習。鑑賞の際には「羽衣」の謡を生徒全員で披露した。「正座は辛かったですが、練習してきたことがうまくいって楽しかった。これからも機会があれば能を鑑賞したい」と、3年生の村山さん。

 「今後は琴を取り入れた授業を予定しています」と同校教頭の井川さん。「謡の歌詞の意味を理解することで古文の学習にもなり、伝統文化を学ぶ良い機会になったのでは」とも。

(吉野)

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MyFuna編集部

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