2013年12月03日 配信

12/3(火)文化ホールで民生児童委員など委嘱状伝達式

厚生労働大臣と市長より712人が委嘱

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 船橋市内の地域福祉とコミュニティの根幹を支える地域ボランティア「民生児童委員」と「主任児童委員」の一斉改選にともなう委嘱状の伝達式が12月3日、船橋市民文化ホール(船橋市本町2-2-5)で行われた。

 この日、文化ホールで委嘱状の伝達を受けたのは民生児童委員665人と主任児童委員47人の合わせて712人。民生児童委員の任期は3年で、社会奉仕の精神を持って常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、関係行政機関の業務に協力するなど地域福祉の担い手として活動することが求められる。

 民生委員は、地域住民の生活状況を必要に応じて把握し、援助を必要とするものが、その能力に応じて自立した日常生活を行ってゆくためのアドバイスを行うのがその主な業務。

 また、児童福祉法に基づいて児童委員も兼務しているため、児童や妊産婦に関しても健康状態、生活状態を把握し、必要な福祉サービスを受ける事ができるように連絡調整を行うことも求められている。

 

 この日、松戸徹市長から厚生労働大臣と船橋市長の委嘱状伝達を受けたのは坪井地区担当の竹沢勝昭さん。民生児童委員665人を代表して受け取った。

 伝達後、「多くの方が民生児童委員という役を引き受けてくださったことに感謝します。とくに、今回の一斉改選で新しく民生児童委員を受ける事になった134人がベテランと力を合わせることでの、地域福祉向上に期待します」と、松戸徹市長。

 一般に地方行政と密接に連携して地域福祉を担うボランティアは、引き受け手が少なく、3年に一度行われる一斉改選での後継者探しは大きな課題になっている。

 この日は、式典の後休憩をはさんで、講演「地域福祉の基本的な考え方-共に生きる社会を目指す-」が、淑徳大学総合福祉学部社会福祉学科准教授の山下興一郎さんを講師に招いて行われた。

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MyFuna編集部

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