2013年11月27日 配信

11/27(水)イケア船橋で「ソフトトイキャンペーン2013」開催

中学・高校生がインフォグラフィックスを体験

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 イケア船橋(船橋市浜町2-3-30 TEL050-5833-9000)で11月24日、イケア「ソフトトイキャンペーン2013」の一環として、イケア・ジャパンとこども国連環境会議推進協会の共催によるワークショップが開催された。

 同キャンペーンは、イケアストアで販売しているのソフトトイや絵本を購入する度、1ユーロ(約100円)がユニセフとセーブ・ザ・チルドレンで実施している教育プログラムに寄付されるというもの。今回で3回目となるインフォグラフィックスのワークショップには、市内在住の中学生・高校生だけでなく首都圏各地から26名が参加した。

 ワークショップに入る前に、まず途上国の現状について説明がなされた。日本では若者の識字率は100パーセントだが、その当たり前の読み書きすらできない国があることが語られた。

 世界の識字率の割合は、読み書きができる子どもとできない子どもの比率が4対1というデータを元に、本題のワークショップへと進む。東京工芸大学の講師福島治さんの指導のもと、イケア商品を使ってインフォグラフィックスで表現、ポスターにしていく。インフォグラフィックスとは、情報、データ、知識を視覚的に表現したものである。問題を知るだけではなく、子どもたちが自分で表現し、伝えることで、主体的に行動していくことにつながるというのだ。

 ワークショップは学年別に4つの班に分かれ、さらに2~3人のグループを組んで行われた。各グループにはサポーターと呼ばれる大学生や社会人のスタッフがつき、アドバイスをする。

 構想を絵にした後、ワークショップで使う商品を探すためのストアツアーを行った。店内を歩きながら、カタログで先に目星をつけた商品を探す。しかし、店内を歩いていろんな商品を眺めているうちに、新たなアイデアが湧いてくる参加者も。

 

 「難しかったけれど、店内を歩いていると、いろんなアイデアがでてきて楽しかった」と参加者の大平将太くん。サポーターの萬香里さんは「ストアに行ってみないとわからないこと、出ないアイデアがある」とも。

 
 作品の撮影をし、その発表を通して、作品への思いをプレゼンしていく。最後に福島さんによる講評があり、全員で記念撮影をして終了となった。「参加した子どもたちが学校へ戻り、ワークショップを通して得た知識を広めてくれるでしょう」と、こども国連環境会議推進協会の井澤さん。

 西村潤太くんは「陽が当たり大きく成長する花と、可能性はあるのに陽がたくさん当たらないがために大きくなれない花を4対1の比率で表現しました。照明で太陽を表現しようとしましたが、ストアツアーでいいものを見つけました」と語った。「イケアはカラフルな商品が多く構想しやすかった。たくさんのアイデアが出てきたのでサポーターとしてやりやすかった」とサポーターの中澤湧さん。

(大西)

 

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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