2013年08月08日 配信

8/8(木)北習志野の居酒屋「びんすけ」が4か月

オープンから4か月、ファミリーと女性客が定着

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 北習志野駅から新京成線沿いの通りから一本入った路地裏に隠れ家のようにオープンした居酒屋「びんすけ」(船橋市習志野台3-17-9 TEL047-401-9575)が8月2日、開店から4か月が経過した。

 

 「びんすけ」は、幼馴染の飯田敏明さん(31)と森祐次郎さん(31)の二人が、敏明さんの弟・飯田奨さん(28)を誘って3人で開店させた居酒屋。敏明さんの「敏」と、祐次郎さんの「祐」から「びんすけ」と名付けられた。

 

 店内面積は、約24坪。テーブル9脚・36席、カウンター7席。過去に宴会で最大50人まで収容した実績を持つ。現在は、広い座敷席が受けてか、子連れのファミリー層や女性客の利用が多いという。「裏通りにあるので隠れ家っぽさが好き」とは同店の常連客。

 料理長の森さんは、学生時代から飲食業のアルバイトを数多くこなし、和・洋・中いずれも一通りの経験を持っている。3年前、敏明さんとの創業の約束が決まってから、割烹居酒屋で和食の基礎を徹底的に学び直し、大衆居酒屋に転職。素早く、数多くの注文をさばけるように更なる修業を積んだという。

 共同経営者の敏明さんは、ケータイショップで開業資金を稼ぐため夢中で働いた。学生時代からふとしたタイミングで森さんの手料理を食べ続けてきた敏明さんにとって「うちにしか出せない料理を提供することができる」と信じられるパートナーが森さんだったのだ。

 営業経験豊富で人当たりの良い、弟の奨さんを誘って4か月前に3人での開業に至った。料理は「やきとん」などの串焼きがメーンだが、「マグロとアボカドのポキ風」(609円)など、他店で見かけた料理を同店オリジナルの創作メニューとして取り込み提供することも。

 「とりわさ」(420円)「生ハツ刺し」(580円)など肉刺にも力を入れている。グランドメニューは75種類ほどあるが、その日の仕入れで変わる「日替わり」も10~15種が手書きメニューに並ぶ。

 そのほか、缶詰を凍らせシロップごと氷として使用する「フローズンミカンクーラー」「トロピカルパイン」「ピーチベリー」(各580円)や日本酒を凍らせて提供する「冷凍酒」(680円)などの変わり種やオリジナルドリンクも豊富。

 「アットホームな店を作りたかった」という3人の店。子づれで来店すると子どもにはおもちゃのサービスも。「広い座敷があるので、お子さんにご飯ものを食べてもらって、お父さんが少しお酒を飲む、そんな使い方をしていただけたら」と敏明さん。

 現在は、週末を中心に満席になる日も多いという同店。チラシを見て予約すると「和風サーロイン」や「フォアグラ5本」など、他店ではやらない豪華なメニューを無料提供することもある。

 営業時間は、17時~24時。金曜日、土曜日は24時30分まで営業する。木曜日定休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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MyFuna編集部

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