花火に模擬店…例年以上の来場でにぎわいをみせる
船橋市と習志野市、八千代市の市境に位置する「陸上自衛隊習志野駐屯地」(船橋市薬円台3-20-1 TEL047-466-2141)の夏祭りが8月3日、4日の2日間で行われ、初日の3日には花火大会に多くの人が訪れた。
「夏まつり」は、地域住民への還元と、地域住民とのふれあいを目的に開催されており、地域の子どもたちは夏休みになると同まつりを楽しみに夏休みを過ごすという逸話もある。現に、薬園台で育った野田佳彦元内閣総理大臣はこの日の来賓あいさつで「自衛隊の夏まつりにやってくると童心に帰ったような気がして、地元に戻ってきたという実感がわきます」と語った。
会場では、自衛隊員の提供する模擬店やお化け屋敷、アスレチック、体験試乗や太鼓の演奏、ヨサコイソーラン、盆踊りなどの出店に加え、戦車を模した「ふあふあ」や地元吹奏楽団による「ブラスバンド演奏」などの演目も行われた。
住宅地の真ん中でほぼ頭上に近い位置であがる花火に来場者の多くが感嘆のため息とともに空を見上げ、携帯電話のカメラ機能で撮影したり、ムービーに収めたりする様子が見受けられた。
例年の来場者は、5万人ともいわれるこの夏まつり。今年の開催では、初日の時点で例年よりも2割増の来場者が確認されたという。
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