7/16(火)「湊町八劔神社」3年に一度の本祭り
初日の12日には、大神宮で式典も
江戸中期から歴史に残っている「湊町八劔神社」本祭りが始まり、初日となった7月12日は、船橋大神宮境内で神事も行われ、湊町連合自治会の12自治会会長をはじめとした幹部が参加した。
八劔神社の神事には、舟町、仲町、台町、東納屋、西六、西七、西八、日の出壱、日の出弐、寺町、浜町東、浜町西の各自治会(町会)から会長以下数名の幹部が参加。3年ごとに本祭りが行われるが、その当番町会は12自治会が順番に行っている。ちなみに、今年の当番町会は、浜町西町会。大祭は、7月13日~15日の3日間かけて神輿が各町会をゆすり込みの為にまわった。
八劔神社(船橋漁師町天王社)は、享保6(1721)年の下総国葛飾郡船橋村明細帳に「天王社地 五畝十七歩 是は神主富大膳抱」の記載があるなど約300年の歴史があるとされている。
その後、明治元(1868)年の神仏分離令により八劔神社に改称し、祭神も牛頭天王から須佐之男命(スサノオノミコト)に改めた。明治33(1900)年には、戊辰戦争で焼失した八劔神社神輿が再建され、現在は船橋大神宮境内の奉安殿に、本町八坂神社神輿と一緒に鎮座している。
こうした歴史ある湊町の本祭は、12自治会で3年ごとに当番町会を回してゆくので、当番を担当できるのは一生に1度か、多くても2度。祭りの当番町会を担当するのは、とても名誉なこととして長い時間かけて準備を進める。
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