2013年06月29日 配信

6/29(土)宮本小学校で市船・商業科生徒が道徳の授業

「課題研究」の一環で模擬授業

DSC04624ichifuna miyasyou.jpg  
   

 市立船橋高校の商業科生徒が6月26日~27日の2日間、宮本小学校(船橋市宮本7-10-1)で6年生を対象に、科目「課題研究」授業の一環として小学生に金融教育を通した道徳教育の授業を行った。

 商業科の科目「課題研究」は、生徒が自ら研究課題を見つけ、8月に行われる千葉県高等学校生徒商業発表大会にレポートを提出する事を最終目的とした授業で、今回は「金融教育を通して小学生に道徳教育を行う」というテーマに沿って、商業科の2人の生徒が高校の授業で身に付けた金融知識を、小学生に学ばせる授業を行った。

 市内在住で芝山中学校出身の浅倉さん、同じく海神中学校出身の石川さん(ともに3年生)が6年生のクラスで教壇に立ち、26日~27日の二日間、3時限~4時限の2時限を使って授業を行った。

 市立船橋高校商業科と宮本小学校は、平成16年度から、地域の学校同士で「異校種交流」を続けており、教員の補佐として授業を体験してきた。生徒主体による模擬授業は今回が初。

 この日、3時限目で取り上げたテーマは「遊園地でのお買い物」、4時限目でのテーマは「おこづかい帳」。児童を飽きさせないように身近なシチュエーションを取り上げ、経済用語を体験して理解できるよう工夫をこらした。

 「遊園地」では、何かを購入する際には何かを諦めなければならないという状況を作り出し、「希少性」「トレードオフ」「機会費用」という経済用語を、「おこづかい帳」では、おこづかいの範囲で購入するものを「欲しいもの」と「必要なもの」に分けて「ニーズ」と「ウォンツ」を疑似体験させた。

 この日、授業に参加していた男児は「先生が教えてくれるのと同じくらいに分かりやすくて、面白かった」と、感想を語った。

DSC04609ishifuna miyasyou.jpg DSC04621ishfuna miyasyou.jpg
   
DSC04624ichifuna miyasyou.jpg DSC04651ichifuna miyasyou.jpg
   
DSC04658ichifuna miyasyou.jpg  
   

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

MyFuna編集部

MyFuna編集部

スポンサードリンク

記事の場所